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後藤 秀孝
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JAPAN
【神のグランドデザイン】
2012-09-29 Sat 22:24
神の御手のわざは、私たちの眼前にこれほどまでに繰り広げられている。

①セミ:
あなたは気付いているだろうか。セミの飛翔能力の低さに。その理由に…。

彼らは飛ぶのが超下手くそである。

よく壁に真っ向からぶつかり、兆弾っぽく跳ね返ってまた飛んでいる。
後藤にも何度か衝突している。後藤に留まったまま鳴いたりする。
しかも着地失敗して仰向けになると、自分で中々起きられない。



幼虫のとき、地面深くを掘り進んで生きているセミたち。目はその時点では見えていない。トンネル業者の彼らが3~17年(種類による)という月日を経て成長し、ついに地上に出てくると、突如その背が割れて羽化し飛行形態となる。
抜け殻の寸法と飛行形態のボディサイズ・形状を比べても分かるが、羽化する際、ほぼ全ての既成デザイン(体甲硬度・穴掘り装備/筋力…)を廃し、機体の軽量化を図っている。

地中から天空へ…。当然脳に入ってくる情報は、量も質も異なる物。
暗闇の感覚世界だった地中から、突如視力依存・360度フルカラー3Dの空中へ。
あんなちっぽけなセミの脳。羽化後には脳機能にも、これほどまでに遠大な飛躍がある。


少しだけお分かり頂けただろうか。
夏の風物詩・セミが、その小さな身体に神の御手の不思議を内包していることを。


②コウモリ:
あなたは聞いたことがあるだろう。コウモリの特殊さを。

まず彼らは哺乳類の中で唯一飛行できる種族である。他の哺乳類は、せめてモモンガのような滑空どまり。
小さな羽虫などを捕食するために飛んでいるコウモリを夜の闇にすかして見ると、トンでもないアクロバット飛行をしているのが分かる。おそらく一部の鳥よりも空戦能力は高い。

更なる特異さは、コウモリの反響定位(エコーロケーション)能力である。高周波の反射を使い、視力に頼れない夜間・洞窟などの暗闇でも障害物を避け、飛び回る小さな食物を捕捉する。
一体どんな脳の仕組みならば、反響を使っての3D動画受像を可能にし、かつ飛んでいる羽虫を捕らえることができる…?


人間には分からん。彼らにだけ見えて(聞こえて)いる世界。
しかし神は彼らに与えている。彼らの居場所と、その居場所で勝利するための能力を。


③トンボ:
ホバリング含め高度な飛翔能力を誇るトンボ。

セミと同じく、彼らも幼虫のころは水中での生活。そこから不完全変態し飛翔形態に進化する。それだけでもスゲェ。But 神のデザインはそれだけじゃねぇぜ。

昆虫に特徴的なのは複眼だが、トンボの複眼は MONO が違う。ハエ2,000 や蛍2,500 をぶっちぎっての、20,000 個眼ユニット複合超高性能カメラである。その視野 実に270°の超ワイドスクリーン。

それに加えて、やつらは“ン?”ができる…。
つまり後藤が超至近で “ン?” と首を傾げると、やつらも “ン?” って首を傾げるのだ!!

考えてもみてくれ。“ン?”ってことはだ、トンボは

「何だコイツ?」
「俺に何か用か?」
「後藤は一体何がしたいんだ…」

と思考しているに違いない!!!

あんな小さな脳みそで…。
視覚情報の処理だけで一杯のはずだが、後藤のアプローチに見事に “ン?” してくれるのだ。


可愛いだけじゃない。ホバリングだけじゃない。複眼だけじゃない。“ン?”だ!

スゲェ。この凄さはやはり、「偶然が重なって自然発生した」レベルじゃ納得できない。
やはり何らかの、人の常識を超えた創造主のデザインを、感じざるを得ないのだ。


しかもその気付きっかけは、ほら、あなたの目の前にある。

信じようと信じまいと…。その凄さ、ぜひ一度追求してみるといい。
その先に神はいて下さる。


トンボ
イカしたフォルムだ

トンボ
栃木のトンボは人間など恐れない

トンボ
時は9月末。雨模様。死を待つ群れ…

トンボ
こういう距離で、“ン?”ってやるのだ
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