後藤 秀孝
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JAPAN
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【言葉のチカラ】
2012-07-26 Thu 01:12
①目標:

●「10分」を勝ち取る話力
1.「10分」で話者の知性・人となりが判断される
2.「10分」で惹き付けられる者は、次の「10分」をも得る

次の10分を勝ち取り続ける話者に成りたい
卓越した話力は、他人の評価を得、またそれ自体が影響力を持つ

●「100人」を勝ち取る力
1.普通の人、100人 = 耳の肥えた聴衆100人
2.プレッシャー加算
 否定的な聴衆 = 10人分
 役員10名 = 100人分
 1000人企業のCEO = 1000人分

そうしたプレッシャーを乗り越える馬力が欲しい

●話 = 他人の時間を奪う行為
話す = 他人さまから貴重な時間を預かっている

 e.g. 3分×100人 = 300分 = 5時間

預かった時間に見合う利子を返してあげたい
「聞いてためになった」と思われる話がしたい
「意味あること」をちゃんと相手に伝え、納得させてナンボ

=そのために、話す内容としては
「コアメッセージ(=中心テーマ)がはっきりしていて」
「現代性(=現代応用性)があり」
「お得感溢れる情報や」
「話者本人の体験エピソード」
がバランスよく含まれていること

=そのために、話者自身が
「自分の言っていることに強い確信を持っている」
「相手の反応を見て話ができる」
「相手との共感的基盤を気付けるだけのエピソード塊を持っている」
「着地点が明確である」
必要がある

また「立石に水」よりも、「誠実で朴訥」とした話し方の方が、耳の肥えた聴衆には響くことも。
――――――――――

②「話」の構成物質

1.内容
2.伝え方
3.馬力
4.ライブ対応力



各項説明:

1.内容:

A.「いい話」は「意味の含有率」が高い

Q:そもそも話すことに意味はあるのか?

 e.g. 鉄鉱石、集めた土くれからの含有量はシビアに計られる

意味を増やす工夫 = 読む、書く
→話す物事を表現する適切な「語彙」が試されてしまう

B.「精錬」= 含有率圧縮
「その人自身が考え抜いて、物事を限定しなければ言う意味がないし、聞く価値もない」

 「TVコマーシャル」伝えたいメッセージ/ネタを15秒へ圧縮
 =大切なポイントのみ余さず伝える工夫
 →キャッチフレーズ化・色紙化

 =「自分テープ越こし」→意味の含有量をチェック。
 →「あー・えー」で薄めてない、「ですけど~」で連結しまくってない

C.コアメッセージ第一主義
強く伝えたいメッセージがある→話し方が拙くとも許される(Sony 森田)

「話の着地点」を明確にすること。「○○は……である」という主張、命題を決めておく
=「○○は……である」と何故言い切れるのか?思い切った仮説ほど注意を引く。

まず「これを話したい」と思うことを言ってしまって、あとは落ち着いて話すのが良い

コアメッセージを最初に言う、途中で繰り返す、最後でもう一度言う。
 話し言葉はすぐ消えてしまう。印象を深めるためにも。

「赤青緑」の色分け
赤=最重要。赤反復 By キング牧師
青=まぁ大事
緑=面白い

赤「今日はこれを伝えたかったんです」「他の事は忘れても、それだけは残りましたね!」

緑「くすぐり」面白ネタ。自分の経験談他

=赤の「主張」と緑の「自分の経験」が上手く絡めば、主張が単なるお題目でなく、話者自身の確信だと納得され、説得力が増す
=話す前に「赤」「青」「緑」で再整理。話すときに優先順位が明確になる

=同じ話を「5分でしてください」「30分でしてください」…といったとき、どのレベルのこと(だけ)を話すか瞬時に整理できる

=コアメッセージをタイトルにする。仮説的な問いかけがあるタイトルも、その問いに回答していくプロセスが直話題になるので良い


D.話の一つひとつにオチがある=良い話
新しく吸収した考えや、自分の主張を要約し、自分の言葉で再構築・再生する中で、着地点であるオチ(結論。なるほど or ハハハ)へしっかりと導くこと

=自分の話に意味があるか、誰かと組んで互いの話をチェックすると吉。4人組、1人話→3人聞く。Bestへ投票する。
→自分の話を客観的に分析評価するのは難しいが、他の人の話が面白いかどうかは良く分かる。

E.他人と違うこと

切り口
主張

「平凡」こそが敵だ。リスクを負わなければ進歩もない

主張においても
「…言われてみればそうかな」で漸く合格、

「そんなこと言った人はいない」
「そんなことは一般的ではない」
という主張が良好。ゴールに行くまでに道筋きちんと説明しなければならないタイトルが、良いタイトル。

=「○○は……である」の逆もまた真也(「……は○○である」)、か否か。要具体化。


――――――――――
2.伝え方

A.「共感」と「発見」

「共感」

「人が本気で話を聞こうとするのは、

自分の経験に関連があって、
自分の心と共感作用が起こったときだけだ」

聴衆が共感できる話
=聞き手が持っている共感幅(=人生経験の幅と深さ)による
=聞き手の背景を掴み、彼らの感覚に寄り添うようにし、共感の土壌を作る
→学生には学生向けのネタ、高齢者には高齢者向けの、女性には…etc.
→彼らが日常よく知っている世界の例、観念、問題意識を選ぶ(反応→あの手×この手○)
=映像化しやすい表現を使っている

=聞き手に「あるある」と共感作用を及ぼせれば、話し手と聞き手の心的距離が近づく
=その後の話に対する納得度が飛躍的に上がる。「続きを聞こう」と思ってもらえる

「発見」

「ある話を聞いたことがきっかけとなり、

過去の経験や暗黙知より釣り上げられてくる物がある。
それが大人をして清い涙を流させる秘訣である」

「結局聞き手は、

自分の中の経験に絡んだところでしか、
本当の意味では理解できない」

=聞き手の経験世界で理解できることを話す


聴衆が発見の喜びを得られる話
=相手が自分の経験を上手く引っ張り出せるように、フックを含ませる
→人生の印象深い経験(経験=その時感じた感情とセット)に訴えかける話

=「泣かす話」は、聞き手の心の琴線にうまく働きかける話だ

=話を聞いて終わりではなく、何か生活の中の行動が変わる話は「いい話」だ

B.聴衆に「聞く意義(Value Added)」を気付かせる・思い起こさせる

「私が誰で」
「なぜ今」
「この場で」
「この話をするのか」
「聞くと、あなたにどんなメリットがあるのか」

自分の経験から来るエピソードを交える。その人だから話せる話題を話すと、聞き手は興味を持つ
個人的な体験を1/5程度織り込む。自分エピソードと主張がしっかり絡むように

C.「起承転結」よりは「関係ない3」
起承転結は書き物には良い。しかし話言葉の中では説明部分が長くなりがちで、印象・意味の含有率を薄めることになりかねない。

=だったら「起」はタイトルでやってしまって、「結承結」「転転転」「承結」など?

=つながりそうもない3つのキーワードを「あれッ」というエピソード・接続詞・流れで、話を少しずつずらしながらつなげていく。
→論理的整合性のない流れであっても、テンポ良く言葉が重ね合わされていくことで話がどんどんつながっていく。
→ずれずれ対比法。

=キーワードのインスピレーションを図化してつながり具合を熟考する。流れを作る。
→寅さんの「商売トーク」=ずれずれ対比。あの場合ノリだけ。

=e.g. 関係ない3、気付いたら最後にイエスさんの話だった

D.定着させる
=「再生方式」:「私が1時間で話した内容を、2~3分で要約して隣の人に/グループ内で話してください」
=「自分話化」:「1時間の私の話を再生して、それに自分のエピソードを必ず一ついれ、自分の話であるかのように話してください」

E.言い換え力
「難しいことを面白く、面白いことを深く、深いことを易しく」伝える

特に年齢層が交差する聴衆の場合(子どもを含む)、話題と使う言葉を検討しなければならない
そこで必要になるのが「言い換え力」つまり同じ内容をいろいろな表現で言い換える能力だ
言おうとする内容は優れていても、相手の理解幅・共感幅に合わせて言い換えなければ届かない

トレーニング方法:
ある言葉を具体的に、分かり易く噛み砕いて言い換えてみること
今聞いた話を、自分自身の言葉で言い換えてみること

F.たとえ話
「たとえ話」はイメージ喚起の切り札。また抽象的・難解な言葉・概念を自分の言葉で表現するには、具体的なたとえが有効。
→Q.子どもに説明せよ。
→子どもにも分かる説明ができる=その人の理解度の高さ・話の上手さ、である。
→高校入試・大学入試問題<国語>から、問題文の要約を具体的に話しまくってみる。

具体例・映像化できるイメージを組み込むと話の魅力が上がる

「既知から未知へ」それ知っている・共通基盤を作った上で、聞き手が知らない未知の部分へ話題をずらしていく

イメージ喚起の究極は、「現物」:話したことを、具体的に物として見せる
=「大事なのは、愛です」と言って上着を脱ぎ、「愛ですTシャツ」を見せる(見えやすい、分かりやすい現物)
=コアメッセージをガッ書きした色紙も現物同様、インパクトを出す
=聖書の章節(原文丸暗記)を披露することも、現物扱いで聴衆の感心、お得感につながる

G.参加型
参加型にすると人が耳を傾けやすい

クイズ形式=「ここで問題です」で巻き込み
しかもバンバンテンポ良く問題を出していく。聞き手に解答して貰うまでもない。一問三秒くらい間を取って考えてもらって「はい、これは○○でしたね~、では…」と次の話題へ移る。速めのテンポで行なう。
=人間には問題を出されると、つい答えてしまう習性がある。問われると、自然と答えは何か聞きたくなるものだ。

「立って深呼吸」「四股肩入れ」「肩甲骨ぐるぐる体操」
「隣の人に挨拶を」

Vs. 「相手に向かって話す」だけではなく、
「自分自身に語りかけるようにして話す」と言う話し方もある=内省吐露

H.コツやネタを入れてお得感

聞いて「後に残るテク」「考え方・行動の変化のきっかけ」=意味のある話、効力のある話
=ワザやコツなどについての話は、その場で実際にデモンストレーションするとよい
=他に何も残らずとも、習慣や行動を変えていく「アドバイス」が残ればよい
=「ゼミナール」の「ゼミ」とは「種子」を意味する。種子を蒔き、それぞれが花を咲かせるのがゼミナール

引用/暗唱の力
話の中に「引用」を上手く入れ込む。感心、へぇ~、お得感にもつながる
テキスト(内容)を聴衆と共有してなければインパクト半減 → 配布物に含める

→「この人は何も見ないで、そういうことが言える」と聞き手が感じると、「この人には話す資格がある」と思ってもらえる。紙を見ながら読み上げ、では資格がなくなってしまう。他の人ができないことを見せると、聞き手のお得感が増す。


――――――――――

3.力

A.「声力」
話者の声、話者のゼスチャー = 聞き手に向かって働きかけてる?

そもそも「声の張り」で、
話者の姿勢と伝えたいメッセージがあるかどうかを判断されてしまう

B.「知情意体」=知性があり、感情面の理解があり、これを伝えたいという意思がある。更に、語るときのテンポの良さ、声の張り、さわやかな顔の表情、あるいは荘厳な感じなど、それらが揃って「知情意体」の整った話し方ができる

C.コメント火力
座談会:一つの事柄について、三つぐらいのコメントを用意する。その中で「これだな」と言うものをまず話す。
→他のコメンテーターが話してしまっても、残りの火力でまかなえる
→用意がきちんとしてあれば、急に発言を振られてもあわてずに済む
→肝心なことから抑えれば、後は余力だ。     
                                                              会議:同様に、発言したいことが3つ貯まったら、話の流れの中で「コレは主張したい」ということを一つだけ選んで言う。
→火力を高めてから、打つ
→まずは人の話をしっかり聞いて、火力を高める
→「コレを言って、どういう意味があるか、どういう効果があるか」という視点を持て

D.「弾薬(ネタ)」を潤沢に用意して会議に臨む
会議:みんなが短時間で意味のあることを一つ言って、引くような形=時短、かつ結果につながる会議になる。
→「意味のあること」を各人が用意して来なければならない。参加者には「ネタ必須」と厳しく要請すべき。

E.Intermission
会議、煮詰まったら:
独ダイブ:「今から二分間とるので、各人が解決策を考える。二分後に発表してもらうから」
触発:「○人のグループで、互いに話し触発しあう」

――――――――――

4.ライブ対応力

A.ライブ鮮度
「今ここで、
自分たちに語りかけているからこそ湧き出している言葉だと思った時に、
聞き手は積極的に受け取る姿勢を持つ」

メモを読み上げる=NG
原稿を読み上げる話者=聞き手はやる気を無くす

反面、場の空気を上手く読みながら、聴衆が持っている経験世界を推し量りながら、引っかかりやすいフックを繰り出せる話者は聴衆の好意を集める。

B.話力・ライブ対応力の原点は、1:1の対話から

その日勉強したこと・新しく学んだことをネタとして話す
他人に話すことで記憶に定着する
対話のためのノート(ネタ帳)作り

C.ネタを活かす文脈力
ネタを繰り出すだけ=雑学・薀蓄自慢×
大事なのは、そのネタが主張とどう絡み、結びついているか

D.ネタと文脈をチェックしあう、対話のスパーリングパートナーの存在

e.g. 大きめの紙を二人の間に置いて、話しながら話題・文脈を図化していく(ブレインマッピング)
e.g. 目標:限られた時間内で、レベルの高い、知性に溢れた会話をすること
「知的興奮」が起こる相手を見つける

E.自分話化
「話す力が付くというのは、話し方が上手くなるだけでなく、考えが深まることである。それによって人間的にも深くなる」

e.g. 聖書を読み、その作品の中から自分のいいと思った箇所を引用しながら、自分の経験と絡めて面白いネタを作る
それを発展させてエッセイを書かせる
更にオチになるようなワンフレーズを作り、魅力あるタイトルもつけてもらう
書かせたら、それを頭に入れて「みんなの前で面白く話しなさい」と言って、実際にやって貰う

F.反応力/並列思考
聞き手の反応を見て、ネタAから次にどのネタに移るか、選択肢を多く持つこと
「もちろん、聞き手は黙ってはいる。だがその沈黙の中にも、目の動きや表情など、色々な反応を感じ取って、話題の選択に活かすことができる」

=ネタに表札(キーワード)つけて、最低3つは用意する=キーワード塊
=話しながら、ひらめいたキーワードをメモ、そのキーワードを基に思考の塊を作っておく。
=用意した話題では聴衆の反応が今ひとつ。そのまま進んでも駄目っぽ。
→別のネタに切り替える。聴衆が惹き付けられそうなフック/キーワード塊を繰り出す。

=話に長ずる者は、最初にいくつかのキーワード塊を投げてみて、これは通用する、これは通用しないなどと推し量る。その上で「今日はこれにしよう」と通用する球を探っていく

そのために:
=ネタ帳を作ってどんどんキーワード塊を増やす
=次から次へとネタを繰り出せる=その迫力、サービス精神で、仮にヘタッぴでも許してもらえる

G.最近力
キーワード塊の一つ。特にOJ系、息抜き緑。
「最近起こっていること」「今流行っていること」を話題に入れていくと、聞き手を惹きつけ易い
「今起こっていること」で共感の土壌を作り、それからもっと普遍的な内容に入っていく。自分自身の経験も踏まえて。
「ここだから話しますけど…」と新ネタ。鮮度の高い現象や事件、経験を入れる
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