後藤 秀孝
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JAPAN
【ホスピタリティ 産業】
2012-06-12 Tue 09:30
「ホスピタリティ Hospitality」という言葉があります。辞書で訳を引くと「親切なもてなし、歓待」。

その語源は
「ホスピス Hospice(がんなど末期患者の医療施設)」、
「ホスピタル Hospital(病院)」などと共通であり、

来る人にとって温かい雰囲気、Welcome、快適な環境を供すること意味しています。



イエスさんも多分にHospitable(人を親切・手厚くもてなす、寛容)な方でした。
聖書の中にはこんな記述で溢れています。

“イエスが山から降りて来られると、多くの群衆がイエスに従った。
すると、一人のらい病人がみもとに来て、ひれ伏して言った。

「主よ。お心一つで、私をきよめることがおできになります。」 (If You are willing, You can cleanse me.)
イエスは手を伸ばして、彼にさわり、『わたしの心だ。きよくなれ。』 (I am willing. Be cleansed!)

と言われた。すると、すぐに彼のらい病はきよめられた。”(マタイ8:1~3)

“イエスが家で食事の席に着いておられるとき、見よ、取税人や罪人が大ぜい来て、イエスやその弟子たちといっしょに食卓に着いていた。
すると、これを見たパリサイ人たちが、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなた方の先生は、取税人や罪人といっしょに食事をするのですか。」

イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。
「わたし(神)はあわれみは好むが、いけにえは好まない。」とはどういう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』”(マタイ9:10~13)

“イエスは、舟から上がられると、多くの群集をご覧になった。
そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。”(マルコ6:34)

“イエスがはいって行かれると、村でも町でも部落でも、人々は病人たちを広場に寝かせ、そして、せめて、イエスの着物の端にでもさわらせてくださるようにと願った。そして、さわった人々はみな、いやされた。”(マルコ6:56)

“イエスにさわっていただこうとして、人々がその幼子たちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちがそれを見てしかった。
しかしイエスは、幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。『子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。』”(ルカ18:15~16)


イエスさんがその生き方で示してくれた、ホスピタリティ…。


そんなホスピタリティの重要さに、産業界の雄たちが気付き始めています。

「私たちの売っているのは単に商品/サービスではなく、
商品を通じて提供できる問題の解決であり、喜び、安らぎであり、快さだ。」

この超競争社会、国際化、効率・効果重視の社会にあって、
そんなスローガンを掲げ、お客様への「ホスピタリティ」に返る。

「Return to the Basic」
原点回帰ということが叫ばれているのです。


また、あなたの仕事を「ホスピタリティ」という指標で評価すると。
どんな業界の企業も競合になり得ますが、感じられてますか?

●顧客に「運転する喜び」「わくわく感」「快適さ」を売っていることをしっかり認識している自動車メーカーや、

●従来の「痛い・耳障りな」歯科医療を提供することを止め、「患者」ではなく「ゲスト」として応対し、くつろぎと心地よい時間を提供する歯医者。

●訪れた人たちと「感動の体験」を共有することを本分とする遊園地、

●入院施設を居心地の良い空間に設計し、庭や屋上を緑で包み、院内にお花を飾り、その食事にも最新の注意と心配りを心がける心臓病治療センターなど…。

そう思って見回すと、そうです。世界規模のホスピタリティ合戦が、もう既に始まっているのです。

もっと分かり易く、お金を「お客様からの投票」と捉えれば、

その票をめぐってより大きなシェアの取り合い、
あなたの業界区分に縛られない、
大きな視点での競争が、現実に展開されているのです。


でも、尻込みすることはありません。

「お客様と接するあらゆる場面で、いかに感性の高いホスピタリティを提供するか。」
「どうすれば、お客様に幸せな気持ちになって頂けるか。」

そんな小さな問いかけを日々繰り返すことで、新しい進化への道は開けるのです。

なぜなら、お客様に喜んで頂くことで、私たち従業員もまた幸せな気持ちになれるし、成長できるからです。これが仕事の本質です。


「Return to the Basic」。
多くの企業が、その重要さを認め始めました。

今こそ、世の語る「付け焼刃の接待技術」ではなく。

ホスピタリティを生きた、第一のお手本であるイエスさまに、今こそ帰る時なのではないでしょうか。
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この記事のコメント
#609
おっしゃる通りだと思います。
でも世の動きと個人のスピードの差があるので…
忍耐と祈りを重ねていくというところですね。
2012-06-27 Wed 02:00 | URL | 青い涎掛け #-[ 内容変更] | top↑
#612 Re: 青い涎掛け さん
青い涎掛け さん、コメントありがとうございます。

世の中のスピードにはとても付いていけず、
変化には翻弄されるばかり…。

だから私たち、普遍の真理を求めるのだとも思います。
その道に必要なものは、確かに、忍耐と祈りですね。

またご意見共有下さい。とても貴重です。
いつでも店を開けてお待ちしておりますので。
2012-06-29 Fri 00:39 | URL | 後藤 秀孝 #-[ 内容変更] | top↑
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