後藤 秀孝
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JAPAN
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【困窮の現代社会】
2012-06-08 Fri 11:02
肉の世の話です。

時は西暦2012年、場所は日本…。



路上生活経験者の支援に携わる者として。
今の生活保護制度の大きなうねりの中で気掛かりなのは、

「若年(=65歳より若い層。いわゆる“その他世帯”)の生保受給者は何としても就労させよ」

という世論と、相反する現状…。
つまり肝心の「仕事がない」と言うことです。


「仕事なんて、選ばなければ何でもできる!」

一理あります。確かに最近の求人誌を見ると、ガテン系、特に

解体業、
鳶・防水・大工など建築関係、
運送業(長距離トラック等)、
新聞の配達・営業、
介護ヘルパー、
はたまた批判された自動車工場の組み立て等…。

求められるものは多く、身入りは少ない or 雇用主に搾取され易い…、そんな業種は誌面に唸っています。

私が気掛かりだったのは、そんな3K職場、ブラック企業の募集であっても、私たち日本人が「かつて無い競争に晒されている」こと。

そして「生保は甘やかすな、働かせろ」
「女性をもっと職場に戻せ」
等と声高に言う人に限って、大きな視点でそれに気付けていないこと、です。


問題を端的に申しますと、日本の雇用情勢の変化です。
今はまさに、

○ 新たな競争相手が既にドアに片足突っ込んでいる状態、
○ いやそれどころか我々の雇用主であった大企業が、ドアから出て競争相手のお宅にお邪魔している状態…であること。
○ またはドアから出入りしないでも、電話やネットでつながった競争相手が、どんどん仕事を受注してしまっていること。

つまり、
● 海外からの出稼ぎ勢(合法的に入国され、低賃金でもまじめに就労し、お金の大半を祖国へ送金する方たち)、
● 海外への企業の工場移転(高い人件費を避けて…。日本の1/20、1/30の賃金で、不満も言わず働く労働者たちがいる国へ)
● 海外拠点で日本の業務を賄う(コールセンター業務、翻訳、SEなどネット上でできてしまう知的生産全般)

そうやって競合の幅は広がり、少ない仕事はますます少なくなっていく…。

「日本人より安く、もっとよく働く」
「日本人より高学歴」
「日本人より若くて健康」
「日本人より勉強熱心」…

そんなブランドに育ちつつある外国人選手らを相手に、私たちは戦っているのです。

彼らチャレンジャーは、
成功への意欲、
少しのことで挫けない強い精神を持ち、
寝る間も惜しんで働き、学び、
言葉もままならぬ状態で海外へ出て仕事をする度胸を兼ね備えた強力なライバルです。


そうした彼らが賃金の水準をどんどん下げていく中。
私たちの競争できる領域は少なからず削り取られていってしまっている。
日本人と外国人。どっちも選べるのなら、「外国人の方が良い。」…
そんな時代がもう幕開けているのではないでしょうか。

健常者にとっても状況悪化です。

それを、腰や足回りに障害があって、できる仕事に制限がある、
突然の病欠を繰り返す、
仕事に来ても「睡眠不足」でフラフラの状態、
人間関係に難しさ覚える…。

そうした困難を抱える人材にとっては、Surely 寄る辺ない雇用情勢なのです。


しかも、雇用主もその競争に晒されて、更なる効率化、つまりは人件費の削減を求められています。だったら、

若年困窮者を時間と労力をかけて育て、回復させるよりは、外国人を研修制度で入れてしまおう。
円高・電力不足の折、海外拠点に生産ラインを移してしまおう…。

そんな余裕の無い状況、食うか食われるかの生存競争を闘っているのが現在の日本ではないでしょうか。


政府に頼ることは間違っているし、したくないのですが。

この「仕事の革命」を企業視点からではなく、
国民の視点から是非、検討し対策頂きたいのです。


ただでさえ超高齢化。
ただでさえ産業のGlobal ドーナツ化。
ただでさえ猫も杓子もネット依存。

消費増税、原発再稼動、生活保護3兆越えと、様々な問題で盛り上がるのも結構ですが。
その根底深くに存在する「雇用枯渇」をどう解消するべきか。…
末端の問題に足を取られず、内に相争うのでなく、国の将来を見据えた方針策定と施行を願いたいのです。


そして何よりも。

主よ。どうか私たちに、
この動乱の時代を生きる知恵を授けたまえ。

――――――――――
<仕事に関する聖書の章節>

必要な知識は与えられる。
「…知恵と英知を主から授けられ、聖所の建設のすべての仕事を行うに必要な知識を与えられた、心に知恵のある者は、すべて主が命じられたとおり、作業に当たらねばならない。」出エジプト36:1

主の仕事のためには、必要以上の物が与えられる。
聖所のあらゆる仕事に携わる知恵のある者は皆、それぞれの仕事場を離れて来て、モーセに言った。「この民は、主がお命じになった仕事のために、必要以上の物を携えて来ます。」出エジプト36:4

「おのおのの仕事は明るみに出されます。
かの日にそれは明らかにされるのです。
なぜなら、かの日が火と共に現れ、その火はおのおのの仕事がどんなものであるかを吟味するからです。」Iコリント3:13
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