後藤 秀孝
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JAPAN
【言われっぱ】
2012-05-16 Wed 07:17
ある面接の場で。
役所の福祉担当者(仮称 Sさん)、生活保護受給の方(仮称 Kさん)、また Kさんのご親族との話し合いに同席したときのこと。

約2時間。Kさんは終始うつむき加減で、Sさんと目を合わせることも少なく、発言もなく…。
S担当者より、生保受給の悪について(=直接表現ではありません。しかしそのニュアンスを濃厚にもって)懇々と諭されていました。
また、ご親族もS担当者に同調する面もあり、「結局あなたのだらしなさが原因」と援護になっていない援護をしてくれていた時…。

主から私に示されたことです。



「やられ癖、
負け癖、
言われ癖…。

Kさんの姿は、実は、俺と同じだ。

俺も言い訳とか、説明とか、自己防衛とかで、自分の立場を守るのが上手くない。
“偉そうに言いやがって、じゃあお前はどうなんだ!”と切り返すことも滅多にしない。

言われっぱなし、やられっぱなしでその日の晩に、
悔しい思いを噛み潰すこと、これまでにもたくさんあった。」

でも、俺には神さまがいてくれた。

主なる神は、俺の心を聴いて、
説明するまでもなく、
泣き崩れて吐露するまでもなく、
知っていてくれたんだ。俺の心の叫びを。

少なくとも俺、孤立無援ではなかった。

そのことで、何度救われてきただろう。

そんな実感がありました。


戻って、会議の場です。

人間が「耳たこだ」という状態の時。
Kさん、私には分かりますよ。
肯いているように見えて、実は心を閉ざしている様子が。俺も同じだから…。


その Kさんに対する同調感ゆえ、
またこれまでの生活支援の手練手管から、
様々な提案(第三案)を提示することができました。

①怪我のための保護受給。だが医師の意見書(就労可)と主訴(足の痛み・痺れあり)が食い違っている。本当にそれが主治医の見解なのか。

②ひたすら就労を推す世の流れに対して、今の Kさんの状態で一日8時間労働、週5日に一気に戻すのは現実的でないこと、就労時間を限った/軽作業的な職務ならできるのではないか。

③また地方都市なので、「要普免」と言うのがざら。しかし現在免停中。ということもあり、より就業困難な状態であること。

④ハローワーク通いも、アドバイザーから履歴書の書き方、面接練習など教えて貰えばどうか。また所定の訓練制度(座ってできる作業・軽量の建築重機 etc.)に乗っかって就労の幅を広げることができるのではないか。


ただひたすら「日雇いでも、工場のラインでもいいから就労せよ」では、仮に面接通ったとしても2~3日で体が続かずにリタイヤするのは目に見えています。

そんなことを整理して、テーブルに載せていくと。
少しだけ Kさん、言葉を発してくれました。特に職業訓練制度については関心を持たれたようです。

S担当者も、
①言いたいことを言った
②少なくとも、次のステップに向けた本人の気持ちの動きを察することができた
ことから、長い説教 会議を閉幕することができました。


行き違い、勘違い、思い違いばかりの人間関係。
そこでフラストレートし、怒り、酒を飲み、大声を上げざるを得ない人もいます。
全て自分の内に密閉して、長い時間をかけて苦しむ、自分のような人間もいます…。

でも、私には主がいる。

主なる神よ。
あなたをお手本として、とりなしの業に励んでいるわけですが。

今日少しだけ Kさんにも、S担当者の心にも、寄り添えたのだとしたら。

それはまず、あなたが私にしてくださったから です。

主よ、感謝します。
神さま、ありがとう。
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