後藤 秀孝
http://afg2.blog74.fc2.com/
JAPAN
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
【限界状態だからこそ】
2012-03-18 Sun 15:06
「22年前、私は個人経営の法律事務所を閉め、当時の弁護士の必需品であった法律書全集(日本で言うところの六法全書か)を訪問販売する事業を手がけるようになりました。

私は営業として素養があり、十分な訓練も受けていました(少なくとも、そう思っていました。)顧客対応、質疑への応答、反対された時の切り返しなど勉強すると共に、法律事務所を訪問する前に、私はその弁護士がどんな人か、趣味や政治への関心なども下調べをして向かいました。面談時にそうした話題に触れると人間関係を築き易くなり、全ての努力は営業成績として私に返ってくるはずでした。

しかし、何かが上手く行っていなかったのです。

注文がなかったのですから!」


「その頃から私は自信を失いました。
訪問戸数や調査量を倍にも三倍にもして向かうのですが、生活費も稼げないような有様だったのです。

不安と恐怖が襲いました。
訪問時、ドアを叩くのが恐くなりました。

お客となるであろう法律事務所に入る前に、心中穏やかでなく、事務所の前を何度も行ったり来たりしました。
長いことそうした後、やっとこさ勇気を振り絞ってドアを開けるのですが、それはそれは臆病な低姿勢で…。
実のところ、『弁護士が留守だったら良いのに…』などと考えながら、震える手でノブを捻っていたのです。」

「我が社の営業部長は、もし私が営業成績を上げられない場合、給与の前借りをストップする旨脅しました。
妻は『何があろうと、私と3人の子どもに食べさせるだけはお金を入れて下さい』と迫ります。

心労が私を掴みました。日に日に弱っていく私は、一体どうしたら良いのか分かりませんでした。
自分の事務所はもう閉めてしまったし、これまでの顧客はもういなくなってしまった。
それどころか、既にポケットに残ったお金も僅か、滞在しているホテル代も払えないのでした。
家に帰るためのチケット代すらない。
負け犬として帰る勇気もない…。」

「遂に、悪い日の最悪の終わりが来たとき。
私は滞在先のホテルに『最期だ』と想いながら戻りました。

私は弁解も気力も全くないほどに、打ちのめされていたのです。」

「心破れ、絶望に囚われて、何に助けを求めれば良いか分かりません。

生きようと死のうと、気になりませんでした。
生まれてきてしまった不幸をすら呪いました。

夕食は買えないため、その晩はコップ一杯の暖めたミルクのみ。
それさえ最後の小銭をつぎ込んで買った物でした。

その時『なぜホテルの窓から自殺者が絶えないのか』私は理解したのです。
もし私に勇気があったなら、私もそうしたのでしょうね…。

死を身近に想いながら、私は自分の生きる意味を考え始めました。
でも、分からない。判然としません。」

「そんな人生の問いに、答えてくれる物は何もありませんでした。
神を除いて…。私は小さく祈り始めました。

私は全能の神に、私が直面している絶望の濃い闇と、果てしない荒野に放り出されたような孤独に対して、神が与える意味を、主の導きをお与え下さいと祈りました。

私は飾ることなく、神に私の営業不振について、また家で腹を空かせている妻と子どもについて打ち明けました。」

「その祈りの後。私が目を開けると、居室内に置かれていたギデオン聖書に目が留まりました。
私は心開いて、聖書に書かれた主イエス・キリストの不滅の聖句を読み味わいました。

それらのことばが時代を超えて、不安に囚われ孤立した敗残の者たちを助け起こしてきた事実をかみ締めながら。

それは主が12弟子たちに、『心配から解放される法』を伝えた部分です。

『空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしまけれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。
あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。

あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。

なぜ着物のことで心配するのですか。
野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。

きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。

しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。

だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に、十分あります』(マタイ6:26~34)」




「祈りの中、主のことばを聴いた後、奇蹟が起きました。

私の神経がはじめて安らいだのです。
私の憂い、恐怖や心配は、主にある信仰によって、心を温めたぎらせる勇気と希望、勝利に取って代わられました。」


「私は幸せでした。
ホテル代は相変わらずありませんでしたが、私はその晩、久しぶりに(数年ぶりに、と言えるほど)ぐっすり安眠しました。」

「次の日の朝、私はお客候補の法律事務所が開店するのも待ちきれず、ホテルを出発しました。

あの美しい、寒さと氷雨の日に、私は胸をはり、大股で事務所に向かい、力強いグリップでドアを開けました。
そして事務所長である弁護士の方の元へ直行し、微笑んでこう言いました。

『おはようございます。スミスさん!私は全米法律全書社のジョン・アンソニーです。』
『ああ、はい。』弁護士はつられて微笑みながら立ち上がり、私の手を握りました。『良く来てくれました。まあ座って!』」


「私はその日、何週間も何ヶ月もかけて売った冊数よりも多くの販売成績を上げました。
その晩私はホテルの部屋に、常勝将軍のような気分で帰還したのです。

私は新しく造られた者、新しい人生が始まったと感じました。その心が造り替えられたからです。

その晩の食事は暖めたミルクではありませんでした。

信じられますか?!私はステーキを頼み、副菜を全て平らげました。」



「その日以来、私の販売成績は拡大し、私の人生は一新されたのです。」



「全てのことは、21年前のあの失意と絶望の晩から…。
あのテキサス州アマリロの小さなホテルの一室から始まりました。

私の置かれた状況は変わらないまま、そうです、失敗に明け暮れたあの数週間と何の違いもないままでした。

しかし私の内面で、強力に変えられた部分がありました。

それは、私が神との関係の中に立ち返ったこと、
それを本心から自覚し、感謝することができたこと、です。」

「所詮人です、誰がどれほど尽力しようとも、簡単に敗れてしまうのです。
しかし主なる神の力と共にある者は負けません。


私はそれを知っています。私が自分の人生で体験したことだから…。」



人の世のモチベーション講座、カリスマ経営者の言葉、セルフヘルプ教本、セレブの成功秘話…。

残念ながら。本物を知ると、偽物も良く分かるのです。
そして偽物は全て「その場しのぎ」の「気休め」。

なぜなら内なる悩みの根源を、どうにもできないからです。



でも聖書のことばは。正しく服用すると。

上記アンソニー氏のように、

「生きてきます」
「変えられてきます」
「新しく造られます」。



死体のように虚ろな存在さえ。

死して屍拾う者なしだった私にさえ。
主はいのちの息吹を吹きかけて下さったのだから。


覚えておいて下さい。

限界状態にいるあなただからこそ。

主なる神の配慮とまなざしは、深く、温かく、注がれています。

――――――――――――

「光は闇の中に輝いている。闇は光に打ち勝たなかった。」(ヨハネ1:4~5)


「わたしはどこへ行って、あなたのみたまを離れましょうか。
わたしはどこへ行って、あなたのみ前をのがれましょうか。

わたしが天にのぼっても、あなたはそこにおられます。
わたしが陰府(よみ)に床を設けても、あなたはそこにおられます。

わたしがあけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、あなたのみ手はその所でわたしを導き、
あなたの右のみ手はわたしをささえられます。」(詩篇139:8)


『人が隠れた所に身を隠したら、わたしは彼を見ることができないのか。――主の御告げ。――天にも地にも、わたしは満ちているではないか。――主の御告げ。――』(エレミヤ23:24)
スポンサーサイト
別窓 | 信じると、あなたに起こること | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<【割り切れない】 | キリストの愛を 超多忙なあなたに | 【『三位一体』せざるを得ない】>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
copyright © 2006 キリストの愛を 超多忙なあなたに all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。