後藤 秀孝
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【母テレサ のこと】
2012-02-01 Wed 00:47
友人との話の中で、マザーテレサの逸話が出ました。
それは人生の終末期、母テレサが実は「信仰を失い、主の道より離れたのでは」ということ。

これは、「イエズス会」の神父たち---母テレサの懺悔告白を聞く指導者的立場にあった者たち---が、母テレサの手紙を部分的に取り上げ、彼女の内面にあったジレンマや迷いを暴露したから分かったことです。



(私見ですが、信徒からの告悔を暴露するとは、「神父全般」の信用を大きく損なうものです。それを大司教だの神父だのという肩書きの人間がしてしまった。その理由は、列福された母に対する彼らの嫉妬や、母をこき下ろすことで満たせる彼らの自己顕示欲だと思われます。)


「私の魂は、深い闇と悲しみの中に置かれたままです。でも私は不平を言うようなことはいたしません。神が望まれることはすべて、私を用いて成就していただきたいのです。」

「主は、私が闇の中にいる方がよいと思っておられるようです。主は、私一人を残してまた去ってしまわれました。」

「私の魂の中には、あまりにも多くの矛盾があります。神への深い思慕の情――神との触れ合いを渇望するその思いが、繰り返し私に苦しみを与えるのです。私は神から求められてはいません。神から拒絶され、虚しく、信仰もなく、愛もなく、熱意もありません。私の魂には何ひとつ魅力あるものがありません。天国は何の意味もありません。それは私には空虚な場所のようにしか感じられません。」


上記、母の言葉です…。
カルカッタの困窮者たち、バラナシの路上で死んでいく貧者たちを、その奉仕活動で救ったあの人が。
バチカンから列聖され、20世紀の聖人に挙げられるほどのあの方が。

こんな深い絶望の闇を抱えていた。
でも、考えてみたいんです。

彼女がその想い、つまり絶望の闇に至るまでに、どれほどの祈りと懊悩があったのかを。
どれほどの聴かれぬ願い、叶わぬ望み、救われなかった魂があったのかを。…

母テレサは、

神に対する誤解と、
不信からの解放、
より多くの同志が起こされること、
経済的・物質的必要の充足、
紛争状態の解決、

それどころか、文字通り

「奇跡的」な心の癒しや
精神・知的障害の快癒、
傷の回復や
末期症状からの復活、
そして生命の甦りさえをも、

祈ったことでしょう。


本当に血の汗の流れ落ちるような、
そんな祈りの時を過ごされたに違いないのです。

しかし、もしその永遠に似た祈りの中から見出だしたものが、

『主にある沈黙』
だけだったとしたら。

『神からの断絶(*マタイ27:45~46)』
を感じただけだったとしたら。


「俺はそれでも躓かないよ。神さまサイコゥ!ハレルヤ!」
とは、とてもおこがましくて言えない…。

第一、母テレサほどに真摯に祈ることすら、
私には出来ていないし、これからも出来ないだろうと思います。


それらを鑑みると、私のような凡々人が、
「母テレサは最期に不信仰だったって」
と軽々しく語るべきではない。否、とても語れないのが現実です。


そして。
上記の母テレサの文面を見たとき、私の中を巡ったのは上記だけではありませんでした。

それどころか、

「聖人として列福され、崇められ、偶像化された母テレサよりも、

一個人として迷い、
一信徒として悩み、絶望しながらも、

実際に主に拠り頼んで歩んだ彼女の方が、俺は凄いと思う。」
と言うことです。

母テレサの持っていた、

弱さの中の克己、
闇の中の光、
絶望の中の信仰…。


そっちのほうが、断然スゲエ。
そっちのほうが、俺は好きだ。


そして更にスゲェのは、

母テレサの周囲で長年一緒に働いてきた人たち。
死を待つ人の家を運営してきたシスターたち、また後継者候補たちでさえも、

マザーテレサの言葉や態度の中に、
彼女の秘めた闇を見ることは無かった。

と言うことです。

胸の内を言えれば、
愚痴れれば、

どれほど楽だったか…。

でも彼女は、敢えて自分の満足を選ばず、主の光を輝かせることを選んだ。…


そこに私は、人間以上の、
神の御手の働きそのものを、

見出すのです。



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