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後藤 秀孝
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JAPAN
【人前で話す・一考】⑩
2012-01-01 Sun 02:01
ディール・カーネギー著「カーネギー話し方入門」(創元社 1984)より抜粋

第十章「わかりやすく明確に話すこと」のまとめ:


明確に伝えると言うことは非常に大切で、また、大変に難しい。

キリストも、たとえを用いて教えねばならないと説いている。それは聞き手が「見えているのに見ず、聞こえているのに聞かず、悟ろうとしない」からだ。

②キリストは、人々が知らないことは 知っているものになぞらえて説いた。
天国をパン種や魚を取る網、真珠などにたとえたのである。

もしあなたがアラスカの大きさを説明しようと思ったら、面積を何平方Kmと表すのでなく、合衆国のどの州とどの州が入ってしまう、などと表現することだ。


専門用語は避けること。子どもにも分かるような優しい言葉で表現すべし、というリンカーンの勧めに従おう。

④話そうと考えていることが自分の頭の中で真昼の太陽のように明白になっていることを、まず最初に確認しよう。

視覚に訴えよう。絵や図を出来るだけ活用することだ。言葉も明確、詳細に。「犬」とだけ言わず、はっきり「耳の三角に立った、片足を引き摺っている柴犬」などと言うと良い。

大事なことは繰り返す。ただし、同じ言葉や言い回しの反復ではいけない。文章に変化を持たせ、話の内容を繰り返しながら、聞く者にそれと悟らせないことである。

⑦抽象的なことは、一般的なたとえを引いてはっきりとさせる。さらに特定のケース具体名などを示すと一層明確になる。

⑧盛り沢山にしようと無理してはならない。短時間のスピーチで適切に処理できるのは、大きなテーマのうち一つか二つの問題に過ぎないのだから、欲張ってはいけない。

要点を簡潔にまとめて話を締めくくること。
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