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2011-12-30 Fri 09:43
（石井錦一 牧師 著「癒されない心の祈り」より） ＜他者に仕える＞ 神さま ある日 一つの物語をききました ある人が すばらしく美しくかざられ おいしい食物がたくさん盛られている 宴会場にいました
大勢の客は みんな一人一人 腕に当て木をされて ひじをまげることができないので 食物を食べることができません おこりだした客は けんかになり なぐりあいをはじめてしまいました 悲しく心を痛めてそこを去ったこの人は もう一つの宴会場にいきました そこにも同じような食物があり 客の腕も同じようになっています けれどもここではみんな楽しく お互いに仲良く交わりをもっていました 自分の手でたべものを口に運べなくても お互いに食べさせ合えることに気づいたのです 同じような宴会の席で 一方は 地獄のような苦しみとののしりが 聞こえてくるところとなり もう一つの場所は 愛と美しい交わりを 生み出すところとなっています 自分のためでなく 他者に仕えるところから 互いに愛し合う 家庭が 社会が 形成されていくことを教えられました
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