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後藤 秀孝
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JAPAN
【士師記】
2007-12-09 Sun 12:53
【士師記 まとめ】

士師記は、ヨシュア死後のイスラエルの歴史を、約410年間に渡り記録した歴史書である。
特徴的なのは、

①イスラエルが他民族の信仰する偶像や、宗教慣習・淫行に誘惑され、創造主である神の道から外れるたびに、
②積年の恨みを果たそうと周辺の他民族が立ち上がり、イスラエルを攻め、これを支配下に置く。
③その塗炭の苦しみの底で、人々は主に立ち返り、
④その嘆きを聞いた神が、士師(司祭・英雄)を起こして救済する
(⑤勝利を味わった民は年月を経て傲慢になり、主の道から外れる)

という流れである。
それはイスラエル民族の中に、罠となり誘惑となる他民族を残した(=聖絶しなかった)ことから、起きるべくして起きたことでもあった。ここに人間の弱さ・愚かさが繰り返されるのである。

以下にその略歴を記載する。

ヨシュアの治世→
 ×略奪者(周辺諸国)の攻勢
さばきつかさ
 ×アラム人の支配(8年)
「カレブの甥」オテニエル
 ×モアブ人の支配(18年)
「左利きの」エフデ
「牛の突き棒」シャムガル
 ×カナン人の支配(20年)
デボラ(バラク)
 ×ミデヤン人の支配(7年)
ギデオン
 ×アビメレク(イスラエルの悪行)
トラ
ヤイル
 ×ペリシテ人・アモン人の支配(18年)
「遊女の子」エフタ
イプツァン
エロン
アブドン
 ×ペリシテ人の支配(40年)
サムソン
王不在の時期
 ×イスラエルとベニヤミン族の対立
→サムエルに続く。

イスラエル人たちは、苦しみの中にのみ、神にすがる謙虚さを取り戻したことが分かる。
そして、その一度は離れていった民、自分を尊ばなかった民を、神は悔い改めのたび救わんと手を差し伸べたのである。


さて、ヨシュアの死後、イスラエル人は主に伺って言った。「誰が私たちのために最初に上って行って、カナン人と戦わなければならないでしょうか。」
すると、主は仰せられた。士師1:1~2

彼らが主を捨てて、バアルとアシュタロテに仕えたので、(中略)
彼らがどこへ出て行っても、主の手が彼らにわざわいをもたらした。主が告げ、主が彼らに誓われたとおりであった。それで、彼らは非常に苦しんだ。士師2:13~15

「…主よ。あなたの敵はみな滅び、
主を愛する者は、
力強く日が差し出るようにしてください。」士師5:31

さて主の使いが来て、アビエゼル人ヨアシュに属するオフラにある樫の木の下にすわった。このとき、ヨアシュの子ギデオンはミデヤン人からのがれて、酒ぶねの中で小麦を打っていた。 主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」ギデオンはその御使いに言った。「ああ、主よ。もし主が私たちといっしょにおられるなら、なぜこれらのことがみな、私たちに起こったのでしょうか。私たちの先祖たちが、『主は私たちをエジプトから上らせたではないか。』と言って、私たちに話したあの驚くべきみわざはみな、どこにありますか。今、主は私たちを捨てて、ミデヤン人の手に渡されました。」

すると、主は彼に向かって仰せられた。「あなたのその力で行き、イスラエルをミデヤン人の手から救え。わたしがあなたを遣わすのではないか。」ギデオンは言った。「ああ、主よ。私にどのようにしてイスラエルを救うことができましょう。ご存じのように、私の分団はマナセのうちで最も弱く、私は父の家で一番若いのです。」主はギデオンに仰せられた。「わたしはあなたといっしょにいる。だからあなたはひとりを打ち殺すようにミデヤン人を打ち殺そう。」

すると、ギデオンは言った。「お願いです。私と話しておられるのがあなたであるというしるしを、私に見せてください。どうか、私が贈り物を持って来て、あなたのところに戻り、御前にそれを供えるまで、ここを離れないでください。」それで、主は、「あなたが戻って来るまで待とう。」と仰せられた。
(中略)
…神の使いはギデオンに言った。「肉と種を入れないパンを取って、この岩の上に置き、その吸い物を注げ。」それで彼はそのようにした。 すると主の使いは、その手にしていた杖の先を伸ばして、肉と種を入れないパンに触れた。すると、たちまち火が岩から燃え上がって、肉と種を入れないパンを焼き尽くしてしまった。主の使いは去って見えなくなった。士師6:11~21

「あなたがたは、バアルのために争っているのか。それとも、彼を救おうとするのか。バアルのために争う者は、朝までに殺されてしまう。もしバアルが神であるなら、自分の祭壇が取りこわされたのだから、自分で争えばよいのだ。」士師6:31

「もしあなたが仰せられたように、私の手でイスラエルを救おうとされるなら、 今、私は打ち場に刈り取った一頭分の羊の毛を置きます。もしその羊の毛の上にだけ露が降りていて、土全体がかわいていたら、あなたがおことばのとおりに私の手でイスラエルを救われることが、私にわかります。」 すると、そのようになった。ギデオンが翌日、朝早く、その羊の毛を押しつけて、その羊の毛から露を絞ると、鉢いっぱいになるほど水が出た。

ギデオンは神に言った。「私に向かって御怒りを燃やさないでください。私にもう一回言わせてください。どうぞ、この羊の毛でもう一回だけ試みさせてください。今度はこの羊の毛だけがかわいていて、土全体には露が降りるようにしてください。」それで、神はその夜、そのようにされた。すなわち、その羊の毛の上だけがかわいていて、土全体には露が降りていた。士師6:36~40

そのとき、主はギデオンに仰せられた。「あなたといっしょにいる民は多すぎるから、わたしはミデヤン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが「自分の手で自分を救った。」と言って、わたしに向かって誇るといけないから。」士師7:2

その夜、主はギデオンに仰せられた。「立って、あの陣営に攻め下れ。それをあなたの手に渡したから。
しかし、もし下って行くことを恐れるなら、あなたに仕える若い者プラといっしょに陣営に下って行き、
彼らが何と言っているかを聞け。そのあとで、あなたは、勇気を出して、陣営に攻め下らなければならない。」そこで、ギデオンと若い者プラとは、陣営の中の編隊の端に下って行った。
そこには、ミデヤン人や、アマレク人や、東の人々がみな、いなごのように大ぜい、谷に伏していた。そのらくだは、海辺の砂のように多くて数え切れなかった。士師7:9~12

(ギデオンの「パンをください」と言う訴えを退けたスコテのつかさたちに対して)
そこでギデオンは言った。「そういうことなら、主が私の手にゼバフとツァルムナを渡されるとき、私は荒野のいばらやとげで、あなたがたを踏みつけてやる。」(中略)
(ペヌエルの人々も拒否したことを受け)
それでギデオンはまたペヌエルの人々に言った。「私が無事に帰って来たら、このやぐらをたたきこわしてやる。」


しかし、ギデオンは彼らに言った。「私はあなたがたを治めません。また、私の息子もあなたがたを治めません。主があなたがたを治められます。」士師8:23

ギデオンはそれ(戦勝記念として集めた金)で、一つのエポデを作り、彼の町のオフラにそれを置いた。すると、イスラエルはみな、それを慕って、そこで淫行を行なった。士師8:27

アビメレクは三年間、イスラエルを支配した。
神は、アビメレクとシェケムの者たちの間に悪霊を送ったので、シェケムの者たちはアビメレクを裏切った。士師9:22~23

エフタはギルアデの長老たちに言った。「あなたがたは私を憎んで、私の父の家から追い出したではありませんか。あなたがたが苦しみに会ったからといって、今なぜ私のところにやって来るのですか。」士師11:7

エフタは彼女を見るや、自分の着物を引き裂いて言った。「ああ、娘よ。あなたはほんとうに、私を打ちのめしてしまった。あなたは私を苦しめる者となった。私は主に向かって口を開いたのだから、もう取り消すことはできないのだ。」
すると、娘は父に言った。「お父さま。あなたは主に対して口を開かれたのです。お口に出されたとおりのことを、私にしてください。主があなたのために、あなたの敵アモン人に復讐なさったのですから。」士師11:35~36

…主の霊は、ツォルアとエシュタオルとの間のマハネ・ダンで彼を揺り動かし始めた。士師13:25

…サムソンは眠りからさめて、「今度も前のように出て行って、からだをひとゆすりしてやろう。」と言った。彼は主が自分から去られたことを知らなかった。士師16:20

すると、彼の主人は言った。「私たちは、イスラエル人ではない外国人の町には立ち寄らない。さあ、ギブアまで進もう。」士師19:12

そのころ、イスラエルには王がなく、めいめいが自分の目に正しいと見えることを行なっていた。士師21:25
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