後藤 秀孝
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JAPAN
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【イエスの血の道を】
2011-06-07 Tue 00:09
後藤が6月5日、与えられたビジョン。


11弟子たちが、主イエス・キリストの死後、エルサレムに戻ってきた。
最初は逮捕におびえて身を隠していた彼ら。

しかし、どうしても確かめねばならないことがあった。



それは、主イエス・キリストの死にざま。

深くフードを被り、見つからぬよう少人数で、彼らは主の受難の道のりを歩んで行った。
処刑当日、見物人に紛れ主の後を追っていた信徒の一人が、弟子たちを導いた。

「この刑台で、主が鞭打たれた。ユダヤのしきたりにより、39回。
あの鋭い鉄菱と刃のついた鞭で、皮膚をそがれ、深く肉を抉られた。容赦のないローマ兵の処刑人の手によって。
主の血がこの溝を流れ地に吸い込まれていった。」

弟子たちはその台にすがりつき、抱きしめ、そして号泣した。



「その後、主は鋭い棘の冠を被らされ、その上杖で頭を叩かれた。
棘が皮膚を突き破り、頭蓋を直接傷つける痛みに、主は仰け反られた。この場所でだ。」

その床に崩れ、伏して泣く弟子たち。
敷石に指をなぞらせ、頬を寄せて。


「それから主は、成人の体重ほどもある、重い十字架の横木を、傷だらけの身に担い、
この細く入り組んだエルサレム市街を通りぬけていった。
見物人から口汚く罵声を浴び、嘲笑され、目を背けられ、…
丁度この曲がり角で倒れられた。

膝をつかれ、終に頭から地に伏された。
ローマ兵が起こそうと何度も主を鞭打った。

しかし主は再び立ち上がることができなかった。血を失い過ぎたのだろう。」


涙の枯れた弟子たちの目に、地面に残る横木の擦過痕らしき物が映った。
主はここへ倒れたのだ。
主の肩の重荷を、痛みを今、一人一人がその身に感じていた。

「クレネ人が手伝って、主が何とか処刑の丘の坂に差し掛かった。
埃っぽい風の吹きすさぶカルバリーの丘を、一歩一歩、よろめきながら登って。」

迫り来る自分の死を見つめながら、主は何を考えたのだろうか。
地面を見据えたまま、主の足取りに合わせるように、弟子たちが歩く。

十字架を負って

そして、目の前に広がる丘陵からの光景。

たどり着いた。
主の肉体の死の場所まで。

地面を見ると5箇所ほど、十字架を立てるための溝が開いている。

「ついにここで、主は長釘で十字架に縫い付けられていった。
その腕からは鮮血が迸り、その口から叫びが漏れた…。」

「主は血を流し、意識は朦朧とし、その喉は枯れた。
だが主はどうやら、苦しみの中でも、詩篇22からの章節を語り続けていた。」

主の十字架が立っていた、その地に膝をつき 思った。
詩篇22章…。

『わが神。わが神。
どうして、私をお見捨てになったのですか。』

から始まる、ダビデ王の祈りの賛歌である。
沈黙を守る神に対して、苦しみの底から搾り出す魂の叫びに聞こえるこの章節。

しかしその詩篇は実は、その後 神への絶対的な信頼を謳い上げる内容へと、変化していく。

『私の生も、私の死も、すべて あなたの御手に委ねます。』

そんな告白へと変わっていく。
弟子たちは、その主の『神への信頼』を、再び強く噛み締めていた。


そして同時に、主の語った

『父よ。彼らをお赦しください。
彼らは、何をしているのか自分で分からないのです。』


ということばを抱きしめていた。

主が捕縛された時、我先にと逃げ出した弟子たち。
誰も主の傍で共に死のう、などと考えなかった。

勇気を語りはしたが、その勇気を行なえなかった。
主の受難の道のりに来て、水の一杯を差し出す者もなかった。
主を助けようと、剣を取った者も皆無だった。
主との最後の別れすら、自己保身のためにできなかった。

そんな裏切り者であった自分たちのことを、主は呪うのではなく。
十字架にあってなお、配慮されていた...。

後に起こる弟子たちへの迫害を心配され、
困苦の中にあっても、信仰が護られるように祈られていた。

そればかりか、主を売った人間、主を陥れた人間をすら神に取り成し、擁護しようとしていた。


十字架の場所を見上げる弟子たちの目に、再び涙が流れた。

「ああ…。この方はまことに神の子であった。」
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