後藤 秀孝
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JAPAN
【他人事 vs. 自分事】
2011-05-25 Wed 11:38
聖書の学びを続けていくと、信仰に目覚められる人と、全くどこ吹く風な人との境目が判然としてきました。

それは、「みことばをどこまで、自分に当てはめて読み込むことができるか」と言うこと。
「大昔の他人事(Hito Goto)としてではなく、現代に生きる自分事(My Issue)として、咀嚼できるかどうか」に掛かってきている。と言うことです。

【その男・Nick】
Nick Vujicicという宣教師(と言っていいでしょう)がおります。オーストラリアのメルボルン生まれ。自身も水泳・ゴルフ・サーフィン・釣りなどを楽しまれ、大学を卒業後、宣教のみならず、自分の生活の糧を株や不動産投資などで稼ぎ、かつ、その収益を病院や孤児院運営の支援金として拠出されている方です。



ユニークなのは、この方、生まれた時から四肢(つまり、手足)がありません。

本人曰く、「あるのはこのフライドチキンに似た、奇形の、足の成れの果てだけだ。」

彼が講壇から語るメッセージ。それは、
「世界があなたのことをどう語ろうと、どう定義づけしようと。あなたは成功できる。」
「ハンディキャップとは、自分で決めてしまう限界のことだ。」
ということです。

「アンタ自ら限界だらけ」と我々が裁いてしまうような状態にありながらも、彼は世界中で宣教しています。
こうした力強いメッセージを、自身の経験を引きながら、高校生からビジネスパーソン、障害者グループなど、多くの方々に語り続けているのです。

【同情 と 内省】
さて、語られるメッセージは同じでも。
それを受け取る側としては、一体どのような心境の変化がおきるでしょうか。

「いやあ、いい話を聞いた。」でしょうか。
「なんて可愛そうな人…。」でしょうか。
「彼は特別だから、そんな障害を物ともせず成功できているんだ。」でしょうか。

それとも、
「彼の語るメッセージが、今の私にどう当てはまるのか。」
「自分で自分を制限してしまっていないか。」
「どうすれば自分の殻を砕けるのか。」
でしょうか。

【受け止め方】
そうです。語られるメッセージは同じでも、その受け止め方によって、その言葉のエッセンスが、生きるのか、死ぬのかが決まってきます。
つまり、Nickの話でも、

「他人事」として受け止めれば、いち障害者の感動の物語として終わり、
「自分事」として受け止めれば、人生を変える起点となる。

ということです。

【主イエス・キリストも】
イエスさんもこう言っています。

『聞く耳のある者は聞きなさい。』

そのことばの深奥に想いを馳せて、
自分事として受け止め、
自己内省して、
生活に反映させられる者は、

そうしなさい。

と言うことでしょう。


聖書の他の部分でも、こんな記述があります。

『口が食物の味を知るように、
耳はことばを聞き分ける。(ヨブ34:3)』

口が食物の味を知り、「自分に益するものだ」と信頼してから、それを咀嚼し飲み込んで、自分の血肉とする。

それと同様に、耳もその言葉の意味を聞き、判断し信頼するなら、それを吸収して我が物とすることができる。


でも、現代社会を生きる私たち。
この「判断し信頼」する過程で、フィルターがかかってしまいませんか。

この世の一般常識や通念、他人の意見や批判に対する恐れ、そして自分自身に深く刻まれた偏見と先入観のフィルターが。

『聞く耳のある者』とは、まさにこのフィルターを取り払える者。
みことばの真意を、自分の否定的な解釈なしに受け容れられる方。
その上で、「このメッセージは、自分に対して投げかけられている」という意識を持ち、供されたことばを確りと握って、日々の生活に反映できる方には。

主イエス・キリストは大きな働きができます。

まことに、その人の人生を根底から覆し、

苦みと屈辱の人生も、
他人に語れない過去も、
身体につけた、消えない傷も、
暗闇に流した涙も、
別れた後悔も、
自分で抱くしかない肩も、

全て、栄光。
全て、喜び。
全て、歓喜の涙。

本当に、替えてくださる。そんな力ある方です。

あとは、あなたがその力、
主イエス・キリストにある『いのちの泉』を、

「自分事」

として人生の水路に導きいれるか否かにかかっています。


PS。
そんな自分事として聞く、
主イエスのみことばの美しさよ。

『重荷を負うている すべての人よ

来なさい わたしのもとに

休ませてあげる そのあなたを』
(マタイ11:28)
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