3月24日、3月31日時点の調査で、福島県より埼玉県東部(春日部・越谷・草加市)に身を寄せて下さった方たちの、避難場所と、その後の居所についての進展がございましたのでご報告致します。
【草加市の場合】
吉町集会場、また他の高齢者福祉施設に身を寄せられていた福島県被災者の方たちは、3月26日より、今年3月をもって廃校となったM小学校に移られました。小学校校舎の教室に畳を敷き、暖房器具を入れた避難所での生活が始まったのです。
3月26日段階で約20名の住民の方が移られ、また31日期限で他の避難所からも合流されるようです。


とりあえず衣食住のニーズは満たされている、と職員の方のお話でしたが、
●自転車(2台を20名で共有。最寄銭湯までは徒歩25分のところ、ご高齢者もおるため移動が困難になっていました)
●衛生用品(マスク、衛生手袋、他)
などが必要だと話されていました。
だだっ広い校庭で、ひたすらブランコに乗る(=他に遊び道具がない)子どもたち約8名に、子ども遊具・文房具・絆創膏など衛生用品を届けてきました。



受付のところで、日本赤十字の職員の方々が来られていたことから、こうした末端の避難所にも支援の目が入っているという好印象を受けました。
また、校門の傍でお喋りしていた近隣のおばちゃん×3名に、聞かれるままに
支援物資の届け先(→避難所内の受付でできます)
今必要とされる物資(→上記必要品)
を伝えました。地域の力もぜひ動員して、神さま、どうか一日も早く草加に身を寄せられた方たちに、生活の安定と心の平安とが与えられますように。
詳しい情報は、草加市役所 福祉課企画(048―922-0151)まで
【越谷市の場合】
高齢者福祉施設(くすのき荘、ゆりのき荘、けやき荘)、また越谷市立総合体育館 第二体育館で避難所を設け、49名の避難者の方たちを受け入れていましたが、3月31日段階で1世帯を除き次の居所が決定したとの報告あり。埼玉県に身内・知り合いのいる方も何人かおり、彼らを頼って出られた・または家賃減免のアパートに移られたというケースが多いようです。
詳細は、越谷市役所 避難者対策本部(048-963-9171)まで
【春日部市の場合】
高齢者福祉施設「I」にて24名の受け入れ。31日で期間は終了する予定でしたが、次の居所が決定しておらず、4月15日まで避難所利用を延期したとの話がありました。
本日(4/1)、子ども遊具の提供を含め、慰安訪問してきます。
詳細は、春日部市役所 危機管理防災室(048―736-1111)まで
皆さまの祈りも貸してください。
後藤 秀孝 拝
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