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後藤 秀孝
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JAPAN
【ただちに健康に影響はない】
2011-03-24 Thu 14:34
枝野官房長官が、野菜の摂取制限について聞かれた時「そりゃそうだ」という発言を行っていました。

つまり、福島県産のほうれん草等を摂取しても、「直ちに健康に害を与えるものではない」ということです。

上記表現は、本当の話です。

ただし、真理の片面しか話していないのも事実なのです。

【放射能の 濃縮】

なぜなら、放射性物質は、長期にわたり周囲の細胞を徹底破壊し、がん細胞に変化させて、そのがん細胞が増えていくことで死に至らせるからです。長期にわたり、というのが、8年~20年以上といったスパンであるため、因果関係の証明が困難なのも特徴的なのです。

つまり、「ただちに健康に影響ない」=「現政権が存続する内は、あんたら死にはしないよ」ということです。

ただし、胎児や乳幼児に影響が出て、流産したり奇形児として生まれる、また子どもが甲状腺がん・白血病などを発症することは、近々に起こりえること。現政権が批判されうる内に起きることだから、注意を呼び掛けているのです。

枝野官房長官が意図してか、知らずして発表しなかった側面もあります。
それは『放射性物質=発がん性物質は、生物の中で濃縮される』という事実です。

下記、広瀬隆氏の「危険な話」読後に書いた記事より、再度引用させていただきます。

『さて、地上に降り積もった放射性物質が、ではどこに行き着くかと言うと。
それは地上に生きる植物や、動物に吸収され、濃縮されていくのです。

たとえば、牧草の上に降り積もった放射性物質は、牛がそれを食べます。牛は放射性のヨウ素で汚染してゆきます。母牛は自分の子どもを育てるのに最高の栄養を与えようとする、その生物の本能に従って、母乳の中に自分の全てを注ぎ込み―――そのミルクの中に、ヨウ素も濃縮して含まれるようになるのです。

あるいは、死の灰が地上に降り積もり、その後雨に流されて川に入ります。これが湖や沼に溜まり、蓄積していきます。農業用水がこのような場所から引かれ、最終的に稲や麦、とうもろこしなどに放射性物質が濃縮されるわけです。

川の中の生態系にも、もちろん影響を及ぼします。

【川の水が含む放射性物質の濃度を1とすると、

プランクトン内に2,000倍、
そのプランクトンを食べる魚に15,000倍、
そしてその魚を食べるアヒルに40,000倍。
そのアヒルが産む卵の卵黄に、1,000,000倍の、死の灰の濃縮が見られた。】

と広瀬隆氏は事例報告しています。

(原発被爆とは異なる例ですが、水俣病をその身に引き受けて生まれてきた『宝子』さんのエピソードなどを見るに、母親がよい物と思って子どもに注ぎ込む『全て』に、人類の愚かさが産み出した有害物質が蓄積されることが、実際にあるのです。)

そうやって、ほとんど全地球的に、全ての食物が『汚染』されてしまった。しかも、放射性物質の汚染の半減期は、長い物(プルトニウム)で24,000年。半永久的に消えないだけでなく、さらに濃縮されていく物…なのです。

上記のミルクは、私たちが直接飲み、粉ミルクとして輸入し、チーズとして食します。日本人の主食であるお米など、なければ生きていけません。そして川魚も、また全ての河川が行き着く先、海の魚介類も、有害物質を蓄積しており…それを知らずして、私たちは食べ続けてきました。

そしてその放射性物質は、今度は人体に濃縮されていくのです。』


放射性物質の危険性を訴える時、内部被ばくの危険性については詳細の説明をしなかったこと。これも非常に引っかかったのですが。

上記のように、都合の悪い事実は、故意に発信しない。そういう傾向が日本の政府、またメディアにも、根強くあります。
逆に「パニックになるから」などと、事実を語る者にも「風評加害」のレッテルを貼り、黙らせようとする政府・メディアの姿勢も、非常に残念に思います。(もちろん、根拠のない世紀末論は避けるべきです。)

そうやって情報操作する政府や、「原子力」を飯のタネにする知者・経済人たち、彼らに影響され操られるメディアこそが、『風評(デマ)』を流しているのではないか。

我々市民が無知なままであれば、国家的風評の被害者となり続けるのは目に見えています。

だからこそ、知恵という武器を手にとって立ち上がるべきです。

なぜならこれは、私たちの代にとどまらず、子どもの孫のそのまたその子どもの代にまで、影響を与えることだからです。
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