後藤 秀孝
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JAPAN
人のこころをとらえるために
2006-10-15 Sun 23:29
今日はジェンの支援団体の一つで、立正佼成会殿が開催する記念式典である御会式(おえしき)に行ってまいりました。開祖生誕OO周年記念、という意味合いもあって、世界中の教会から信徒の方たちが集まっていました。
そこで国際協力NGOのジェンが何をしていたかと言うと、5mt四方のテントスペースを借り受けることができたので、活動の紹介と物品販売などを主に行ないました。

NGOのブース以外にも協力団体や各地区の教会など、様々な組織がブースを出していました。特に食品販売のブースは、試食サンプル(青森のりんご、尾道のラーメン、お茶やお酒など)を用いたすごい攻勢で、お客さんの流れは完全に掌握されてしまっていたのです。
NGOセクションに入ると人がめっきりと減る、そんな現実で、しかもジェンブースはTシャツやセルビア製の靴下、エリトリアのネックレスなど、商品に統一感などありません。足早に通り過ぎてしまう「顧客候補」を目の前にして、いかにブースに引き込むかを考えていました。
単純に「おはようございます」「いらっしゃいませ」では誰一人として興味をもってくれません。歩くスピードにもよりますが、お声がけには全体で10秒もありません。そこで色々考え、観察しながら、①どう声をかけたら足を止められるか、②どんな活動にふれればブースに立ち寄ってもらえるか、と言うことを検証しました。一度ブースに入れてしまえば、ジェンの事業展開などについて時間をかけた説明が可能だし、一人一人がどのように国際支援に協力できるかお話しすることができます。何はともあれ立ち寄らせることです。

まず①ですが、行過ぎる人々の服装、数珠などの装飾品、手に持っているパンフなどから、顧客層としては立正佼成会殿の関係者が非常に多い、と仮定しました。ならば彼らにとって今日はおめでたい日に違いありません。
そこで、「おはようございます」の代わりに「本日はおめでとうございます」と言ってみました。すると、ご年配の方たちはほぼ例外なく「ありがとうございます」と返してきます。そこで足が止まるのです。これは『…喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい(ローマ12:15)』といっている聖書の教えに従ったから出てきた知恵です。

そして②では、立正佼成会殿の「ゆめぽっけ」事業(*)のお手伝いをさせて頂いていたので、「ゆめぽっけで協力してますジェンです」と伝えると、中にはご家族でぽっけ作成などに携わった方などもいらっしゃって、振り返ったりブースに足が向かったりしました。
また、女性は冬を前に冷え性対策を考えているのだろう、と言う仮定から、「冬でも暖かい室内履きも販売していますよ」また歩いているのが男性なら「奥様へのプレゼントに最適ですよ」というと、これもまたブースに引き込む良いきっかけになりました。特に、ビニール袋をいっぱい持った購買欲満々のおばさま達には、この伝え方が一番響いていましたね。

「このブースはこんなにすごいよ」「ジェンてすごい団体なんですよ」と言っても、「へぇ」で終わってしまうところです。しかし上記のように、お客さんの興味・関心に対して注意を払い、お客さんの琴線に響くキーワードを散りばめたお声がけをすると、確かに皆さんの反応は違ったものになりました。

たかだか2時間のお手伝いでしたが、ちょっとした工夫でお客様を惹きつけられることに改めて気付かされました。お客様の話を聞き、お客様の目線で考える。そうすればおのずと、自分の考えに対しても理解が得られるはずです。
『まやかしの証人は滅びる。しかし、よく聞く者はいつまでも語る。』箴言21:28
そして、現場で創意工夫すること、そしてその努力が確かな成果となって返ってくるのを見るのは楽しくもあります。どんな職業であれ、このような「工夫して、楽しんで行なう」ことの重要さを再認識したのです。

毎日の仕事が、ルーチンになってしまっていませんか…そこからの一工夫が、一皮剥けたパフォーマンスにつながりますし、何より仕事の楽しみや更なる充実感につながると信じています。
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