2010-10-16 Sat 10:10
10月6日は大変な一日でした。
「生活保護受給者の方の一人が、支給日(10/1)を過ぎてもお金を取りに現れていない」 (=役所まで行けないほど疲弊しているか、入院してしまったり、時には…最悪のケースも考えられる) という急報がもたらされたからです。 既に遅い時間だったので、翌朝現場に直行する事を上司と合意して帰宅。夜のせんげん台ルートを自転車で走っていたわけですが。 恵まれました○。 せんげん台団地とわれわれの呼ぶ、都営住宅の駐車場兼歩道の脇に植えてある 『きんもくせい』 の香り。 遠くからでも識別可能な、あの濃厚で芳しい、金色の香りです。 『いや~神さま、相変わらずニクイ演出ですね』 『こんな事を通しても、日々の雑事や懸念から、後藤を救って下さいました』 『感謝します…』 などと嬉しまったりモードに入った後藤の耳に、前方から何やら叫び声が聞こえます…。 身長約180cmぐらいの、がっしりしたおっちゃん(50台前半?以後分かりやすいように やまディーと呼ぶ)が、へべれけ状態で、小柄でやせた労働者風のおっちゃん(65歳上、高齢者。同上 ロンちゃん)に絡んでいます。 居酒屋の前なので、話の中で口論になり、『表へ出ろ…ッ』ということになったのかも。 (もう若くないんだからさ…) こういうの(厄介ごとの仲裁、他)は職場だけでいいです。神さま。以上○。 と祈ってそのまま素通りし、10mtほど言ったところで、やまディーが近隣の車両を蹴っ飛ばす音が聞こえました。つれて声の音量も上がっています。 (あ~あ。…はまった) 自転車できびすを返して、ふたりの争っている現場に向かいます。 「どうしました?」「大丈夫ですか?」と声をかけると、目の据わったやまディー、 「あんた誰?」「警察の人?」と聞いてきます。 「いいえ、ただの全くの無関係の通りすがりの者です。」と後藤が返すと、 「じゃあ何にも関係ねぇだろ!」と憤り、ロンちゃんに向き直ってしまいます。ロンちゃんも泥酔状態か、助け舟が入ったチャンスを活かせない人なのか、ただただ憤って歯止めが掛かりません。自分の車のトランクを開けて、メチャクチャ整理されていない中で何かを探し中の模様。そのロンちゃんを、やまディーが肩を掴んだり、揶揄したりしていた…原因は、飲み屋の女将さん争いだったようで。…(若いね、二人とも) こちらを無視しようと背を向けるやまディー、それに釣られて車のトランクに掛かりっぱなしのロンちゃん。そして、背後にただ立ちすくむ後藤。という奇妙な位置関係が完成。まぁ、最期の一線を越えて暴力行為になったら、やまディー止められるのはやはりある程度体格が無いとダメでしょう。と言う判断で、場が納まるのを10分ほど待ちました。 すると、ロンちゃんの友人が目の前の居酒屋から出て来て、「(まぁロンちゃん、今日のところは帰んなよ)」と含めてくれたようで。かつ、路上で口論していましたが、迷いタクシーが一台通りすがり、ロンちゃん車両が道路をブロックしていたこともあって、去らねばならなくなり。 場は収束していきました。 すみません、上記、後藤は祈ってませんが、神さまも「あらら…もう遅いんだから、早く帰れよ後藤」と恵みを下さったのか。結局たちんぼなだけの後藤は、何ら役に立てていないわけですが…。まぁ、けが人が出なかっただけ好しと言うことで。 こういう場に遣わされるのは、職場と上野公園だけで結構なんですけどね。神さま。 まぁ、前編の「恵み」を喜んで幸福を味あわせて頂けたのは、このトラブル対応への前払いだったのか。 相変わらず「神さま、ニクイね…」という方なのです。 ![]() スポンサーサイト
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