2006-10-09 Mon 22:02
聖書ってどんな本?3です。これまでのシリーズは表面的・形式的な事項を追ってきましたが、今日は聖書があなたの人生にどんな意味を持つか、つまり聖書がどのようにあなたの人生を変えるのか、を話してみたいと思います。
こう覚えてください。聖書とは、『あなたが神さまを知り、神さまの愛で満たされて(made whole)、幸せになる』ためのガイドブックです。 ここでのキーワードは、「あなたが…幸せになる」ということ。でも、ある意味「分厚い昔話」を読むだけで、どうやって…? その答えを出すには、「幸せ」という言葉を正しく定義しないといけません。 「人それぞれに異なる幸せの形がある」という人もいるでしょう。お金、権力、名誉、知恵、人間関係、ブランド品、優越感、役職、有名校、…そんな表面的な物だけでなくとも、幸福の形は違いえると。 でも、根本に立ち返ると、「幸せ」ってこう言えるのではないでしょうか。「どんな境遇にあっても自分の中に平安があること、」そして「自分が何者なのか、人生で本当に何をすべきかを理解すること。」 あなたがこころの平安を得るために、聖書はどんなことを教えてくれるでしょうか。 ①あなたはあなたらしく生きていい。 『塩は、ききめのあるものです。しかし、もし塩に塩けがなくなったら、何によって塩けを取り戻せましょう。あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。そして、互いに和合して暮らしなさい。』マルコ9:50 ②つらい事はもちろんある。しかしその障害も、心の中で巨大化したりしないで、ありのままの大きさに見える。 ③障害は乗り越えられる。神さまが一緒だから、神さまが戦ってくれるから。そんな信仰が、自分の経験や能力の限界をはるかに超えた目標をも、達成する推進力を与えてくれる。 『今、強くあれ。(中略)仕事にとりかかれ。わたしがあなたがたとともにいるからだ。』ハガイ2:4 ④他人からのあらぬ誤解、批判などに対しても「わたしは正しいことをした。神さまはすべてご存じだ」という信念にしっかりと支えられ、揺るがされなくなる。 『…ひとりひとりに、そのすべての生き方にしたがって報いてください。あなたはその心を知っておられます。あなただけがすべての人の子の心を知っておられるからです。』I列王8:39 世間の暴風雨に吹き流されないように、錨をしっかりと下ろして凌ぐ。その錨が確かな岩盤に固定されているから、流されない。超多忙なスケジュールの中でも、周囲から敵対的な目を投げかけられるようなアウェーでも、くだらない誤解からみなの心があなたから離れてしまうような時でも。神さまがあなたを支えて、ともに働き、成し遂げてくださる。そんな想いが、苦しみの経験を通して確信に変わるとき。あなたのこころの中に平安が訪れるでしょう。そしてそのinner peace は、誰も取り上げることのできない、あなたの一生の宝物になります。 <次号に続く> スポンサーサイト
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