後藤 秀孝
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JAPAN
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チェルノブイリ再考
2010-07-19 Mon 13:10
【広瀬 隆(ひろせ たかし):ジャーナリスト】
なぜ今さら、チェルノブイリなの?しかもC4BP(Christianity for Busy Persons)で?

と言う声も、分かります(×2)。ただこれまで(サボっていた空白期間に…)記事にしてこなかった、すさまじいまでの量の文献が、後藤の脳を押すのです。内側から圧力をかけるのです。『お前、これを世に訴えなくて、いいのか』と。チェルノブイリ/原発に関する広瀬氏の書籍(*)を読んで、しばらく放置していたら、脳が『今なら後藤は書くだろう…』『やらせてしまえ』と、7月19日(海の日)にも関わらずPCの前に向かっているわけです…。

チェルノブイリの一件は、国家的情報封鎖だったと言えます。あの1986年、後藤が13歳、陸上部で走り回っていた頃―――そこに実際、チェルノブイリからの浮遊塵埃が降り注いでいたにも関わらず―――報道からも、中学教育からも、何も知らされていなかったと言うことです。

この、自分の無知がただ悔しく。しかも現在になっても、正確な情報公開はなされず、真実は隠蔽されたまま、だからです。

【チェルノブイリで起きたこと】

<チェルノブイリ:基礎情報>

キエフより北に130km、もともとは肥沃な穀倉地帯だった。
経度:30° 6' 55"
緯度:51° 23' 11"
当時の人口:3~5万人
炉心熔融(melt-down)発生:1986年4月26日、1:23AM。

<何が起きたのか>


●制御不能となった核融合炉が炉心熔融、爆発。それにより噴出された死の灰が、地球規模で降り注いだ。原子力開発の歴史上で最悪の事故と言われている。

Map of Chernobyl Nuclear Power Plant
現在、コンクリに埋没しています。グーグル地図では、普通にやっても表示されません。…嫌な感じです。

●放射性物質・金属の沸点(ガス化する温度)
ルテニウム:  3,700度
セリウム:   3,500度
コバルト60:  3,185度
鉄:       2,730度
ストロンチウム:1,600度
セシウム:    760度
ヨウ素:     185度
これらの重金属が、ガスとなって天空高く昇ってゆき、風に乗って運ばれた。

(『ルテニウム、セリウム、ネプツニウムといった非揮発性の放射性物質が、北欧スウェーデン(炉心より1,200kmの地点)で発見された。』と言う記事より。)

しかも

●4月のウクライナの大気:
4月夜中の低い気温(地表面で2度、とか)、しかもガスが高高度に上昇(800~1000mt)したため更に低温の大気の中、急速冷却されるはずの【放射能のガス】が、その場で大気に触れても雲を形成せず、そのまま気流に乗って世界各地に―――8,000kmを隔てた、日本にまでも―――運ばれた。炉心内でどれほどの高温になったかは、広瀬氏曰く『正直想像の域を出ない』が、5,000度以上になった可能性があると言われる(この事実は報道されていない)。

●炉心熔融とは:
5,000度の熱に当てられた放射性物質、重金属、コンクリ、構造物が全て、液体と化す。飴のように溶け出した物質が、自重により床に穴を穿ち、一箇所にかたまって落ち込んでゆくこと。

●高熱の放射性物質が、一箇所にかたまると:
核燃料の自律連鎖反応(核融合)で爆発を引き起こす可能性がある。

つまり、何ヶ月もの間燻っていたチェルノブイリが、再度爆発して地球滅亡。と言う可能性も濃厚だった。
煙を噴き上げる石棺の中で、一体何が起きているのか、誰も知らなかったのですから。


●誰のせいなのか?
その時に原発の管理をしていた、当直の職員のせいだと、報道は伝えていた。

しかし、

報道は、旧ソ連政府の出す情報に従い。
そして旧ソ連政府は、IAEA(International Atomic Energy Agency、国際原子力機関)の指示に従って。

『原発自体の安全性が問題なのではなく、そのとき配置された人員に問題があった』としている。

(その後、関係者全員が首を切られ、口を封じられた。と言うよりおそらく、『健康上の問題』から強制入院させられ、被爆の影響で死ぬまで退院することはなかったのだろう。)

●本当のところ、責任の所在は?
旧ソ連が誇った『世界一安全な』チェルノブイリ原発では、まぁ要するに人類が当時考え付く全ての安全対策と緊急時対応策が検討され、実施されていたはずです。

それなのに、炉心が爆発、熔融した。なぜか。

それまで何の問題もなく運行されていた、『世界一安全な』原発で。

炉の出力調整中、『異常事態発生』というサイレンが鳴って、約4秒後に。


(1、2、3、4…)


原子炉が崩壊したからです。

●世界人類の生活に、影響は?
<直接的被害>
8,000km離れた日本には、事故より約8日後の5月3日に、ジェット気流に乗った『死の灰』が届き始めたと言います。ヨーロッパを含む近隣であれば尚更です。まずはその放射性物質の直接的な被爆で、白血病、甲状腺がん、肺がん、肉腫、卵巣がん、…といった症状が出てくること。
しかも厄介なことに、ガンとして発症するのが数ヶ月~数十年、と部位によっても被爆量によってもまちまちで、因果関係を立証するのが困難であること。

現在も人類の多くが、ガンでばたばたお亡くなりになっている、その原因を原発関係者は知りながら、「科学的根拠がない」という言い訳を自分自身にも言い聞かせているのではないでしょうか。

<間接的被害>
さて、地上に降り積もった放射性物質が、ではどこに行き着くかと言うと。
それは地上に生きる植物や、動物に吸収され、濃縮されていくのです。

たとえば、牧草の上に降り積もった放射性物質は、牛がそれを食べます。牛は放射性のヨウ素で汚染してゆきます。母牛は自分の子どもを育てるのに最高の栄養を与えようとする、その生物の本能に従って、母乳の中に自分の全てを注ぎ込み―――そのミルクの中に、ヨウ素も濃縮して含まれるようになるのです。

あるいは、死の灰が地上に降り積もり、その後雨に流されて川に入ります。これが湖や沼に溜まり、蓄積していきます。農業用水がこのような場所から引かれ、最終的に稲や麦、とうもろこしなどに放射性物質が濃縮されるわけです。

川の中の生態系にも、もちろん影響を及ぼします。川の水が含む放射性物質の濃度を1とすると、プランクトン内に2,000倍、そのプランクトンを食べる魚に15,000倍、そしてその魚を食べるアヒルに40,000倍。そのアヒルが産む卵の卵黄に、1,000,000倍の、死の灰の濃縮が見られた。と広瀬隆氏は事例報告しています。

(原発被爆とは異なる例ですが、水俣病をその身に引き受けて生まれてきた『宝子』さんのエピソードなどを見るに、母親がよい物と思って子どもに注ぎ込む『全て』に、人類の愚かさが産み出した有害物質が蓄積されることが、実際にあるのです。)

そうやって、ほとんど全地球的に、全ての食物が『汚染』されてしまった。しかも、放射性物質の汚染の半減期は、長い物(プルトニウム)で24,000年。半永久的に消えないだけでなく、さらに濃縮されていく物…なのです。

上記のミルクは、私たちが直接飲み、粉ミルクとして輸入し、チーズとして食します。日本人の主食であるお米など、なければ生きていけません。そして川魚も、また全ての河川が行き着く先、海の魚介類も、有害物質を蓄積しており…それを知らずして、私たちは食べ続けてきました。

そしてその放射性物質は、今度は人体に濃縮されていくのです。

【何よりも 大事なのは】

こうした事実を、ほんの一握りの有識者を除いて(その有識者すら騙されていたのなら、更に希望がないのですが…)、国民が何一つ知らされていなかったこと。

これが一番、恐ろしいのです。

1973年のオイルショック時、『トイレットペーパーがなくなる』報道によって、パニック購買を起こした国民であればこそ、不用意な報道は不安を煽るだけ、かもしれないが。

『立法』『司法』『行政』の抑止力としてあるべき『報道』が、知っていて、または知らずして、報道しなかったと言う事実。

『知る権利』を所有しているかのように錯覚し、それを活用しないでノホホンと暮らしていた、後藤。と言うか、国民。

これらが重なり合い、国家的情報封鎖を引き起こした。

それが、最悪なのです。

なぜなら今後、仮に日本で【チェルノブイリ級、いやそれ以上の】原発事故が起きたとして。同じように、『更なる詳細情報を待て』『おとなしく自宅待機』から『戒厳令発動』で、身動きもとれず。

何も知らされずにバタバタと死んでいくのは私たち、特に、私たちの中の弱い存在―――幼児、青少年、障害者、高齢者たち―――だからです。


【知っておくべきこと】

この記事をここまで読んでくださった方々。どうもありがとうございます。

上記のように、もし福井県で原発事故が発生したり、英国から青森県六ヶ所村(核燃料サイクル基地)に返送された高レベル放射性廃棄物が漏れたり、この廃棄物をガラス固化と称して永眠させる計画が、地震などの【神の手】によって粉砕されたりした場合。

新約聖書【ヨハネの黙示録】にあるような、人類滅亡のシナリオが、発動する可能性すらあるのです。

だから、知って下さい。
今日本が、世界が、どれほどの絶妙な(それこそ、神の)バランスの上に、成り立っているのかを。

未だ人類がコントロールしきれない『原子力』によって、いつ、人類の滅びがもたらされてもおかしくない事実を。

まさに、神が再臨までの『執行猶予期間』を、我ら人類に与えてくださっているに過ぎないことを。

その上で。無用な原子力発電を停止させること。
事故が起きる場合だけではない。運行する為に排出される、高レベル放射性廃棄物の処理すら、人の知恵と力とでは満足に出来ないのだから…。そもそも、そんな物質を排出しないこと。

日本の原発位置
<日本の原発の位置と規模(電力量)>
(特に新潟県、福島県、福井県に、大規模な原子力発電所が密集している現状があります。
避難の方策ですが、どれほど困難な状況になるか想いを馳せてもらうためにも、こちらのサイトを参照頂けるとよいでしょう。)


己の利益しか考えない権力者や、建設業者、賄賂に揺れ動く行政…。そうした悪の力が、私たちの『No』を通じて、払拭されていくように。

まず、知りましょう。今おかれている状況を。
そして祈り、周囲に知識の武装を呼びかけて、戦いましょう。一人一人が、まずは自分と家族、そして友人の為に…。


(*)『危険な話』『眠れない話』by 広瀬 隆 は、八月書館より発売されています。
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