後藤 秀孝
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JAPAN
6.<C. 復讐のコスト>
2007-11-16 Fri 00:45
<読んでみよう>
「…自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐は私のすることである。わたしが報いをする。』
もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
悪に負けてはいけません。かえって、善を持って悪に打ち勝ちなさい。(ローマ12:19~21)」

「さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。(ルカ6:36~38)」

「『主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。7度まででしょうか。』イエスは言われた。『7度まで、などとはわたしは言いません。7度を70倍するまでと言います。』(マタイ18:21~22)」

<復讐欲は、かえってあなたの敵を喜ばせる>
私たちの敵を憎み、復讐したいと望むとき。実は私たちは、彼らに力を与えてしまっています。憎悪から眠れなくなり、食欲不振や高血圧で健康を害し、目の前の幸福をふいにしてしまうのです。私たちの憎しみは、敵を痛い目にあわせず、かえって私たちを傷つけます。

もし敵が、私たちが目の下にクマを作り、食事もせず痩せてしまい、学校や仕事を休み始めたのを知ったら。小躍りして喜ぶのではないでしょうか?そうさせてはなりません。

主イエス・キリストが「あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮蔑する者のために祈りなさい。(ルカ6:27~28)」と言ったのは、実は複雑な現代社会を生きる私たちのためです。
復讐心を捨てることで、高血圧や神経の病などから開放されなさい、ということです。


<憎しみは、顔に出る>
怒りや憎しみ、苛立ちは、眉間に深いしわを刻み、あなたの顔に容赦なく年を刻みつけていきます。
反対に赦し、寛容と愛は、どんな整形外科医が施す手術にまさって、あなたの美貌を護ってくれます。
ですから、もし敵を愛することができなくても、せめて自分自身を愛しましょう。愛するがゆえに、敵が私たちの幸福や、健康や美貌に手を出せないように、扉を閉めましょう。

<憎しみ・報復欲を克服するために>
A. 自分の好きな人・物のことを考える
B. 自分より弱く、苦しんでいる人を励まし、助ける
C. 「自分自身」より大きな目標を掲げる。平和、友愛、支え…
D. 「もし私が、彼と同じ環境で育ち、同じ苦しみを経験していたら」――と気付くこと

「我々は誰しも、その育った環境の落とし子だ。遺伝的要素や、これまで得てきた教育、習慣などが個性を作り出し、それは容易に変える事はできない。彼がこのように行動する/語るのには、彼自身の過去に深い原因があるはずだ。…もし私が彼と全く同じ環境で育ったとしたら、同じような思考を持ち、同じような行動をしたに違いないのだ」A・リンカーン

「争っている暇などない。後悔している暇もない。そして、誰も私に『憎しみ』『嫌悪』『復讐欲』という重荷を負わせることはできない。」ローレンス・ジョーンズ

<やってみよう>
これまで確執があった人の顔を思い浮かべて、「あなたを赦します。」と言ってみましょう。
もしできなければ、「神さま、OOさんを赦せる力を私に下さい。」と祈ってください。

<他の章節・文献>
オーストリア人のジョージが、戦後の職探しで困窮していたとき、応募した貿易会社の社長からこんな返答をもらいました。
『私のビジネスについて、お前さんの認識は全く的外れだ。貿易事務なんぞいらんし、もし必要だったとしてもお前さんだけは雇わない。お前の手紙は間違いだらけ。スェーデン語すらまともに書けない奴に、貿易事務が勤まるか。』
ジョージがこの文面を読んだとき、カッチーンと来て怒りに燃えました。この送り主は、一体何者で、私の言葉を哂うのか。よく見れば彼の手紙にもそこここに間違いがあります。
そこで怒り心頭のジョージは、意を決して返事を書き始めました――この愚か者が怒りの炎で焼き尽くされるように!
しかしジョージ、はたと止まって考えこみました。『この男の言っていることが間違いだと、どうして確信がもてる?確かに大学でスェーデン語を履修したが、もしかすると気付かないうちに間違いを犯しているかも知れない。とすれば、スェーデンで職探しをするに、もっと勉強に励まないと。
この男は、多分本人は意図していないだろうが、私に助言してくれたんだ。ひどい言い方ではあるけれど、この男性に借りができたということ。その点感謝して、お礼を言わねばならん。』
そこでジョージは前述の起爆剤レターを破り捨て、お礼の手紙を書きました。『過ちを指摘してくれて、ありがとう』と。
数日後、ジョージはこの男性より再び手紙を受け取ります。今度はジョージに、『会いに来い』と書いてありました。そして当日行ってみると、ジョージは職場に案内され――そこで就職したのです。」

「気に入らない扱い、傷つける一言、暴力すら、あなたが忘れるのなら何でもない」孔子
「誰も私の心を傷つけたり、貶めることはできない。そんなこと私が許さない。」B. Baruch
「嫌いな奴のことなど、考えている暇はない。」アイゼンハワー
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