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後藤 秀孝
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JAPAN
6.<B.前向きな姿勢を取り戻すには>
2007-11-15 Thu 00:43
<読んでみよう>
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ4:4~7)」

<嬉しい→笑う/笑う→嬉しい?>
実践心理学の大家Dr. William James が言うには、
「人の感情表現は心の動きに沿っているように思えるが、実は外向きの感情表現と、内向きの心の動きは並列で起こっているのです。だから、意識的に変えられる部分――感情表現――をコントロールすることで、心の動きに影響を与えていくことができます。」

「ですから、もし元気がないときは、まっすぐ立ち、笑顔で迎え、闊達に話すことから始めましょう。すでに元気なように振舞うわけです。すると知らずに、元気はついてきます。」

*意思主動の「やるぞ」「できるぞ」「がんばるぞ」で心の動きを変えようとしても難しいのですが、肉体主動の「微笑む」「歌う」「大きな声で話す」といった面は、意識的に変えていけます。
辛くなったとき、試してみましょう。

<やってみよう>
「明るい笑顔」
「歌う(口笛、ハミング)」
「大きな声で話す」
「自分から挨拶する」

「今日、私は:
A. 今日、私は幸せになろう。
B. 今日、私は世をありのまま受け入れよう。
C. 今日、私は誰かを助ける。しかも彼がそうされたと気付かないように。
D. 今日、私はこれまで「したくないなぁ」と延期していたことをしよう。
E. 今日、私は心を開いて人の話を聞き、理解し、合意しよう。
F. 今日、私は目の前の問題にのみ当たり、将来の不安を打ち消そう。
G. 今日、私は30分だけ静かな時間をとり、神にこころを打ち明けよう。
H. 今日、私は恐れない。幸せになること、美しいものを愛でること、愛し愛されることを、恐れない。」
そう決意してください。

<自分が変われば>
「自分の世に対する感じ方・関わり方を変えれば、世の自分に対する感じ方・関わり方も変わってくることに、あなたは気付くはずだ」James Allen
「我々が『不幸』と呼ぶ物の多くは、我々の受け取り方・姿勢を変えることで益に変えることができる。『怯え、逃げ出す』姿勢から『向き合い、戦う』姿勢へと。」

ひとたび自分の辛い記憶を神さまに預けて、ちょっと周囲を見渡してみましょう。
そして周りの方に、優しい心配り・感謝の言葉をかけてみませんか。

実に、彼らも日々問題山積みで。自分の弱さを思い知らされ、苦しいときを抜けてきました。
それでも今日、くじけそうになる気持ちを奮い立たせて会社/学校に行き、頑張って微笑んでいるのかも…。そう、彼らも「カラ元気」。
あなたは決して、一人じゃないですよ…。

<他の章節・文献>
H.J.Englartさん、インディアナ州に住むご高齢者ですが、彼もこの真理に気付きました。
「10年前、医師から猩紅熱(しょうこうねつ)と診断され、腎炎を併発していることが分りました。手当たり次第に病院を当たり、一流の医師や、時には呪術師にまで――アホでした――頼ったりもしましたが、全く直りません。
その内、高血圧で値が214まで昇ってしまったんです。『これはもうダメでしょう』という医師に促され、身辺整理と遺書の作成を始めました。保険の支払いもすっかり済んでいることを確認すると、私は神に向かって懺悔しました。
『主よ、赦して下さい。私の人生は一見成功に満ちていましたが、実は失敗続きでした。家庭を顧みず働き、妻も子どもたちもみんな不幸せにしてしまいました。』
そんな自己憐憫に浸って時間を過ごしたうち、こんな思いも出てきました。『よく聞け、いくら死ぬのが明白といっても、あと一年くらい生きられるかもしれないじゃないか。だったらその一年を、幸せに生きてみよう。』すると肩の力がすとんと抜けたんです。
それ以来、私はできるだけ『最高の』笑顔を浮かべて、全てが普通であるかのように振舞うようにしました。最初はかなり苦労を伴うものでしたが、自分に言い聞かせて「元気に、明るく、前向き」のフリを徹底したんです。
その変化は少なくとも、私の境遇に悲しんでいた家族を慰めました――そしていつか、家族だけでなく、私自身も助けられていました。しばらくすると体調が改善し、気分も――フリをしていた通りに――良くなるのを感じました。
そして今日、医師の診断ですと私の死後数ヶ月が経っているにも関わらず、私は生きており、幸福で、血圧も下がっています。
もし私が『不幸で憐れな』思考に囚われて、『不幸で憐れに』生きていれば、恐らく医師の診断は現実のものとなったでしょう。しかし、私は自分自身に生きるチャンスを与えてみました。『カラ元気も元気』という、魔法の処方箋で。」

「見よ。神は潔白な人を退けない。悪を行なう者の手を取らない。
ついには、神は笑いをあなたの口に満たし、喜びの叫びをあなたのくちびるに満たす。(ヨブ8:20~21)」
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