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後藤 秀孝
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JAPAN
カナン人の女
2007-06-19 Tue 21:58
イエスキリストの宣教の中で、気になる部分があるとすれば、一つは「カナン人の女」ではないでしょうか。

概略を申しますと、「主よ。ダビデの子よ。私をあわれんで下さい。娘が、ひどく悪霊に取りつかれているのです。」「主よ。助けて。」と泣きついてきたカナン人女性の訴えを、主は無視したばかりか、「子どもたち(ユダヤ人)のパンを取り上げて、子犬(カナン人)に投げてやるのはよくないことです。」とまで言って、切り捨てた場面です。

「なんて無慈悲な。」そう思ったのは、私だけではないはず。ユダヤ人以外にも、この世の光として遣わされているはずなのに、なぜ…?


章節に隠された「含み」を理解するために、当時の時代背景・民族の知識を得るのは有益です。例えば、カナン人についての以下の記述を見てみましょう。

①「ユダヤ人」というのは宗教の区切りであるので、人種的には「ユダヤ人」「カナン人」はほとんど違わない。若干違うとすれば、発音?
②モーセの時代、ユダヤ人はカナン人を追い払うように、テリトリーを広げている。つまり仇敵同士。
③「主よ。ダビデの子よ。」という表現は、ユダヤ人特有の言い回しであり、カナン人のものではなかった。


「なぜ主が彼女を無視したり、冷たいことばを送ったのか」の解として、こう考えることができます。

つまり「カナン人の女性は、その娘が癒される奇跡が欲しいばかりに、主イエスの好意を得るためユダヤ人のふりをして主に近づいた。」ということです。


しかし、主イエスには、もちろんお見通しでした。
だから彼女が「主よ、主よ」と偽りの発言を続ける間中は、キリストは無言で、冷たいままでした。
最後の望みをかけた、真摯な願いが彼女の口から出るまでは。


だから、私たちも神の前にあって正直に、自分の過去を打ち明け、悔い改めることが必要なのでしょう。
「私、今日こんな素晴らしいことをしました。」
「Aさんの心の傷を癒してあげました。」
神さま、すごいでしょう!賞賛に値するでしょう!」ではなく。

本心から悔いた心、正直で謙虚な心をもって、神の前に立つことが必要なのでしょう。

一人でも多くの方が、主イエスに会い、その慈しみと愛を知ることができるように。あなたの祈りも、貸してくれますか…?
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この記事のコメント
#130 キリスト
おはようございます
合掌

キリスト様のお話胸に沁みます
僕もいろんなことを思って書いています

インド哲学なので遠藤周作さん的です
http://runapark.cocolog-nifty.com/aonoshin/
南インドにもキリスト教があって
サリーを着て綺麗なステンドで
良いですよ、綺麗な教会を見ました。
2007-06-20 Wed 10:09 | URL | 青野信 #bCX/9bio[ 内容変更] | top↑
青野さん、コメントありがとうございます。

故遠藤周作さんは「日本人には日本人の、キリスト教へのアプローチがある」と宣言した先駆者でした。欧米型信仰の押し付けでなく、日本人が誰でも共感できる、キリストの愛の教えを説こうとされた方です。

日本人は、まじめで、優しくて、不憫な人を見るとほっとけない、善良な民族ですね…。世の悪徳商法や詐欺事件などで、疑心暗鬼に陥っていますが、本来働き者の、涙もろい人々です。

そんな義人たちが、今社会の不合理や政治の不都合で、不理解、借金、うつ病や依存症、引きこもりや自殺などの暗やみに晒されています。

彼らがその心に希望を取り戻し、人生を豊かに、満たされて生きることができるのなら、手段は問わず、宗教でも何でも利用する…というのが、私の出発点でした。

そしてその探求の中で出会った主に、私自身が救われ。ちっぽけで人見知り、無力な私でも、できることがあるのだと示されてから。私は主イエス・キリストの営業です。

長くなりました。青野さん、これからもよろしくお願いします。またいつでも遊びに来てくださいね。お待ちしています。

ごとう ひでたか 拝
2007-06-20 Wed 17:51 | URL | ごとう #-[ 内容変更] | top↑
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