2007-04-22 Sun 20:10
そう祈ってから、雨が小降りになったので、ちゃっかりニゴンボへ行きました。 遠距離バスの出発駅である、中央バスターミナルに向かう途中、大勢の兵士・警官たちが、検問に駆り出されているのが見えます。ここスリランカが「戒厳令(State of Emergency)」下にあることを、改めて思い出させられる光景でした。 その内乗っていたバスが、ゴールフェイス沿いの検問で止められ、乗客は全員下ろされました。各人身分証と荷物のチェック、また車内は兵士が入り込んで、不信物を確認します。その時、私はパスポートのコピーを忘れたことに気付き、何とか笑顔と名刺でごまかしました。その後、別れ際に「ご苦労さま。新年おめでとう」と言うと、片言の英語しかできなかった兵たちが、太い笑顔で応えてくれました。 私の長兄も、海上自衛隊なので分かるのですが、祝際日で家族が集い、喜ぶ中、彼らは勤務を余儀なくされます。皆が歓談し、美味しい料理に舌鼓を打っているとき、彼らはこの土砂降りの中で、濡れた靴と重い装備に耐えながら、検問所に立っているのです。 市民の安全を守るため、いつもより厳重な警備で、一体何人の兵が駆りだされ、一体どれほどの家族が、不安で、寂しい思いをしているでしょう…。そんな兵士が、実に世界中に、存在するのです。 だから、祈りましょう。あなたの祈りも、貸してください。 ここスリランカの、去年8月から本格化した内戦で、命を失った方、約 名。 その家族、約 名のために。 そして今も最前線で、己の命を盾に、互いの民を守ろうと戦っている、名もない兵士たちのために…。 いつも応援感謝しています。 あなたのひとポチで、より多くの方が導かれ 愛と平安を見いだすことができますように。 |
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| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
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