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後藤 秀孝
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JAPAN
外見は取り繕えても
2007-03-23 Fri 17:41
旧約聖書に書かれているエピソードで、モーセが200万人のユダヤ人をエジプトから救い出し、「約束の地」カナンに導いていく道中で。神さまの指示を仰ぐため、40日間山篭りをしたモーセが、主から受け取った「十戒」の石版にはこう書かれていました。

「1.唯一の主であるわたし(神)を愛しなさい。」
「2.偶像を作ってわたし扱いし、崇拝してはいけない。石や木はわたしの被造物であり、それを加工するのも人の手に過ぎないから。」
「3.わたしの名を騙(かた)って、誓ったり、人を罪に定めたりするのは論外。罰せられるのはあなただ。」
「4.安息日(日曜)は仕事をせず休みなさい。わたしに帰り、心身の疲れを癒しなさい。」
「5.あなたの両親を敬いなさい。そうすればあなたも敬われる。」
「6.殺してはいけない。自分の生命を愛するのと同様に、他者の生命をも尊重しなさい。」
「7.姦淫してはならない。肉の快楽に魂を奪われるな。」
「8.盗んではならない。なぜ小さな利の為に身を滅ぼすのか。」
「9.あなたの隣人に対して、偽りの証言をしてはならない。正直であれ。」
そして、
「10.隣の家を羨んで、その妻、家屋、車両、家畜、召使など、欲しがってはいけない。」


皆さん、生活を振り返ってみて、どれくらい守れてますか?
「うん、人は殺したことないし、盗みもしたことない。(ああ良かった)」
「両親の面倒は、見てるほうだと思うけど。」
「以前二股期あったけど、今はしてないわ。」
「嘘つかないよう、努力してます。」

などなど、上記1~9までは、大抵の方が「俺/私って全然問題なし!!」と言えることなのではないでしょうか。


しかし最後の一節、「10.羨(うらや)んではいかん」という項目。

ここで私たちは、自分の中の感情、欲や羨望に、改めて向き合わされます。
外面を繕うことだけではどうにもならない、最強の敵「自分」と対面するのです。


「自分」の感情・欲望の害毒が私たちの人生に、どんな影響を及ぼすのか。そのことを、主イエスキリストも語っています。

「…人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、
姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです(マルコ7:21~23)。」
そして、
「良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話すからです(ルカ6:45)。」とある通りです。


「自分」が感謝と喜び、平安に溢れていれば、そのように。
「自分」が欺瞞と否定、不信に溢れていれば、そのように。


私たちの心のみならず、私たちの環境、家族、職場での人間関係、その他諸々に影響を与えうるのです。

私たちには、もっといい生き方が、きっとあるはずです。実り多い、友情と愛、恵みとまことに溢れた人生が、きっと待っているはずです。神さまがともに歩んでくださるのなら。
だからこそ、主イエスキリストに学んで、まず「自分」との戦いに勝利しましょう。

「怒りをおそくする者は勇士にまさり、
自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる(箴言16:32)。」

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