後藤 秀孝
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悪童の村
2007-03-04 Sun 17:45
スリランカ南部、ハンバントタ県出張で、各村に常駐し、職業訓練やカウンセリングを行っているスタッフたちと話す機会がありました。中でも印象深かったのが、「悪童の村」ヤエヤワッタです。

オープニングブローは、魚網作成のインストラクターから。「私が初日村に顔を出して、では帰ろうと車に乗り込むと、何人かの青年が『町まで乗っけてけ』と持ちかけてきました。ただ彼らの態度があまりよろしくなかったのと、他の村人に提供していないサービスを彼らに与えるのもどうかと思い、断りました。すると、『てめー、二度と来んな!!』と罵倒されました。」

次は、カウンセリングを行っているソーシャルワーカーです。「彼らは人の話を全く聞きませんでした。いつもふざけていて、集中力もありません。年長者に対する礼儀もなく、言葉遣いも悪いんです。ほっとくと部屋から出て行って、外で勝手に遊んだり、いなくなったりします。学級崩壊です。」

そして、スポーツのコーチが止めを刺します。「子どもの一人は、津波で家族を失った怒りから、斧を取り出して近隣の大木を切り倒してしまったんです。」

心理学者がその理由を説明しました。「ヤエヤワッタの大半の家庭では、父親がいつも漁で外出しています。通常10日ほど続けて漁をし、2日ほど家に戻って、また漁に出る、というサイクルです。ですから、大半の子どもたちは幼い頃から、父親の厳しいしつけを知らずに育ちました。また父親が家にいる間は、アル中から意味もなく暴力を振るったりするので、子どもたちも情緒不安定で、他人も信頼できなくなっているのでしょう」と。


ウンウン、確かに彼らには、グレるだけの立派な理由があるようです。しかし、親を恨んで、津波を恨んで、家庭環境を恨んで、子どもたちの人生にプラスがあるでしょうか?…恐らくないでしょう。

そこで、スタッフたちが心掛けているのは、彼らの中に入って行って、話を聞くこと。その時に彼らの態度や言葉遣いは極力気にせずに、大人の対応で向かうこと。団体の「悪ガキども」でなく、一人一人の人間としてその個性を尊重すること。そんな基本的なことでした。


そして、現在約1ヶ月が既に経過し、「悪童の村」に何が起こったでしょうか…?


子どもたちの課外活動で、クリケットやバレーボールを放課後に行なうのですが、コーチが4:30PM(スリランカでは昼間暑いので、少し涼しくなってから活動しています)に着くと、既に子どもたちが待っている状況。一度心を開いて、信頼関係を築ければ、彼らは「礼儀知らずの悪たれ」から、「気さくで開放的な少年たち」に戻ったのです。そして、家庭でのトラブル、進学・就職などへの不安や、被災のトラウマなど、一つづつ話し合いの中で解きほぐしていきました。

忍耐と礼節を持って、子どもたちと正面から向き合ったJENスタッフは、今では子どもたちの人気の的へと変わりました。

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