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後藤 秀孝
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JAPAN
傷ついた心で
2007-02-07 Wed 21:15
ランキングで紹介されている中で、様々なブログを拝見しました。中には「死にたい」と切実に訴える方や、理解の無い周囲に怒りをぶつける方、「リスカ(リストカット)」などで自分を傷つけてしまう方もいますね…。

私も以前、一人の女性と、しばらくコレポン(往信)していました。自傷癖のある方で、自分でつけた傷を写メで撮り、ブログに掲載していた方です。自分の意見の押し付けにならないよう、気を配りながら、彼女が神さまにとって「どれだけ素晴らしい人間なのか」「どれだけ愛しいか」ということを話していました。

言葉数少なく、神の存在や、人間の醜さや、残酷さ、愚かさ。そんな人類を果たして神は愛せるのか。そんなストレートな疑問が返って来ました。クリスチャンとしての「正解」を提示しても、普通の方は納得させられないこともあります。彼女の心に根付いた「不信」を前に、未熟だった私は途中で説得を諦めた――そして話題を変え、彼女の日常や、彼氏の話を聞き取り、毎日の暮らしの中にある幸せを、気付かせようとしました。しかし、私の態度の変化を見透かすように、彼女からの返事は無くなり、それから連絡が途絶えてしまいました。

そのダイアログの中で、私は今の苦しみを乗り越えるヒントとして、「10年経てば、たいていの事は忘れられるし、笑い飛ばせるようになる。どんな粗相も、アホな失敗も、恥ずかしい経験も、いつか笑い話に変わるはずだ」と話しました。しかし、それに対する彼女の返事は、
「10年後も過去を振り返った時、笑えはしないと想います。
嫌な事もある、ではなくうちにとっては良いこと事なんて殆ど無く、嫌な事ばかりです。」
という、心からしぼり出すような辛さでした。


最近になってようやく、日々虐待に苦しむ子ども、大切な肉親を理不尽に失った方たち、トラウマを抱える方たち――彼らの心理が少し理解できました。小西先生、ありがとう(詳しくは“「日常の中の非日常」に向き合う”参照。)彼らは、その事件や喪失や痛みを、文字通り10年経とうと、30年経とうと、鮮明に覚えているそうです。まるでその時のことを再体験するように、いわれの無い悲しみや恐怖、無力感が噴出してきて、「普通の生活」には一生戻れない。そう感じていらっしゃる方も、少なくないということです。

コレポンの彼女も、そんな痛みや傷に苛まれて、眠れない夜を過ごしているとしたら。
神さま、今となっては「ごめん」のしようもないんですが。

彼女を、そして同じような状況で苦しんでいる人たちを、どうか助けてあげてください。
心を少しでも、軽くしてあげてください。涙を拭いてあげてください。
あなたしかできません。どうぞよろしくお願いします。神さま

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別窓 | 神さまってどんなかた? | コメント:7 | トラックバック:0 | top↑
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この記事のコメント
#42
本当に自分は無力だなぁ…と思います。神様にしか助けることはできないんですね。
でも、きっと、ごとうさんを通して彼女は何かを受け取ったと信じます。
きっと、後藤さんがご自身でまったく意識されていない、そして想像もしてなかったかたちで神さまはごとうさんを用いて彼女に働かれていると思います。
2007-02-07 Wed 23:01 | URL | Lamb #ntjGH7yg[ 内容変更] | top↑
#43  
人の心の中には、10年経っても30年経っても忘れられない思い出、というのは、大概の人には一つや二つあると思うし、また逆にその時は胸が張り裂けるほどの痛みでも、時が経つにつれて痛みが薄らぐこともありますよね。でも、その何十年経っても忘れられない痛みが、胸を引き裂かれるような痛みである場合、本当に考えさせられます。

ごとうさんがそうして、神様のところに祈りをアップされている、それをもう神様は十分ご存知で、全てを益として下さると信じます。また、私も大海の一滴のような小さな祈りですが、心合わせてPCの前で祈らせて頂きました。
2007-02-07 Wed 23:45 | URL | Grace #tQ725RIE[ 内容変更] | top↑
Lamb さん、Grace さん
コメント感謝します。そして祈りにも…。
Mom テレサが言っていた言葉が胸に響きます。
「All of us can not do great things; but we can do little things with great Love」
(私たち全員が偉大な功績を残せるわけではありません。しかし、私たちみんなが小さなことを、大きな愛をもって行なうことはできます。)
そうできるように、がんばっていきましょうね。 ごとう
2007-02-08 Thu 17:01 | URL | ごとう ひでたか #-[ 内容変更] | top↑
#45 私も。。。
病を持ったクリスチャンとして、その方のお気持ちは分かるような気がします。

でも、イエスさまには理解出来ない人などいないんですよね?私も主に理解していただいて、感謝でいっぱいです。
そして、画像の「私は道であり、真理であり、命なのです」の御言葉を見て、イエスさまの優しさを感じる事が出来ました。
2007-02-08 Thu 20:17 | URL | ぴーち #n2Cf7PAc[ 内容変更] | top↑
#46 コメント感謝です
ぴーちさん
コメントありがとうございます。おかげんいかがでしょうか。
私たちの苦難も悲しみも、力と信仰に変えてくれる神さまですから。

いつか、暗やみで苦しんでいる人たちが、主の光を見、その御手を取って立ち上がり、感謝と喜びの叫びを上げる日が来ることを、切に祈っています。ごとう
2007-02-09 Fri 15:56 | URL | ごとう ひでたか #-[ 内容変更] | top↑
#47 傷・塊
初めまして。
幼いころに心を傷つけられても、本人がその実態に気付いていない場合ってありますよね。
その方が分別のつく年齢になってから、何かのきっかけで心の深みにまだ息づいている傷・塊とシンクロする体験をすると、訳のわからぬままに心が病的に独り歩きを始めて、自分自身をコントロールできなくなってしまうという事例、多いですよね。
例えばそういう場合、結局本人が自分の心の中の病巣と向かい合ってそいつの正体を自分で見極めなければ治らないと思います。しかしそのことに自分で気付き、且つ実践するなんてセラピストでなければ無理な事です。自傷癖の彼女が当てはまるかどうかはわかりませんが、彼女がご自身の心の傷から自立できるようになることを、何かそのような事を促す体験に出会えることを祈るのみです。
彼女が心のなかにキリストを迎え入れる良いきっかけとめぐり会えれば・・・・。
まずは癒されることが本当に大事なことだと思いますので・・・。でも真にキリスト教に通じた人間は同時に優れたセラピストにもなり得るのでしょうから、本当に人について、人生について、神について常に学びつづけなければなりませんよね。がんばってください。私もがんばります。
2007-02-13 Tue 10:00 | URL | 一日暮らし #M72r6ufQ[ 内容変更] | top↑
一日暮らしさん、コメントありがとうございます。
人のこころって、不思議ですね…。忘れたはずと思った小さな事件や傷も、木の樹皮についた傷と同様、成長につれ大きくなってしまっていたり…。

何でこんなにモノに満ち溢れているのに、苦しいんでしょう。
何でこんなに便利なのに、辛いんでしょう。
何でこんなに人に囲まれているのに、孤独なんでしょう。

そう感じる人たちを、単に「弱い人」と決め付けて、裁いてしまうのは簡単なことです。でも、状況が違えば、私が、あなたが、苦しんでいる人の立場にいたかもしれません。とすれば、どんな苦悩も「他人ごとではない」ですよね…。

私たち一人一人には、できることが限られています。でも、そんな小さな貢献さえ、取り上げて祝福し、大きくしてくださる神さまを信じて、がんばっていきましょうね。

これからもどうぞよろしくお願いします。 ごとう
2007-02-13 Tue 15:38 | URL | ごとう ひでたか #-[ 内容変更] | top↑
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