後藤 秀孝
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JAPAN
【想えることしか 実現できない】
2016-10-20 Thu 11:14
「今日最も哀れな社会的悲劇の一つは、人々が何事にも感動することもなく、全く現状に甘んじて無為な生活、すなわち施し物で満足していることである。

ヨーロッパ、アジア、アフリカ、およびラテンアメリカは勿論、アメリカの数百万という人々も胸に希望を持たずに生活しているが、これは世俗的ヒューマニズムの文化の必然的結果であり、彼らは現実の生活から一歩も出ようとすることもなく、実際に経験するものの中にのみ留まっている。
そこには超越的実在は何もない。生活の意義と目的も歴史の内部に見出すことができるだけであり、ただ目の前の現実のことに限られている。

そこにおいては人間が希望する最善のものは彼自身のために成し得ることのみである。
すなわち安逸と満足、それに身の安全を求めるのみである。

またそこにおいては、肉体的な事柄が究極的関心事であり、
他の何物にも増して大切なことなのである。」
(“The Timelessness of Jesus Christ, His Relevance in Today's World” by Richard C. Halverson, Regal Books, 1982)


―――――

上記、米国国会上院のチャプレン(教誨師)だったハルヴァーソン氏の言葉であるが、

「生活の意義と目的も
歴史の内部に見出すことができるだけであり、
ただ目の前の現実のことに限られている。」

「全く現状に甘んじて無為な生活、すなわち施し物で満足している。」

現状に汲々としている。と言えるかもしれない。
今の事。自分の事で手一杯。とも言えるだろう。

歴史の内部、つまり私たちが個人的に培ってきた生育暦、実績、職務経歴、モットー…
それらが将来像を描くための基準であり、次いでTV等で垂れ流される成功哲学、
「誰かさんのサクセス秘話」等、極めて物質的・肉欲的なエピソードが指針として与えられている。


私たち人類は、
受けた印象やモデル、成功、
自覚できる目標しか達成できない。

だから、この世以上のゴール、
物質や数字で表現できない人生の深奥にある宝物には、辿り着けない。


「それ以上」を知らなければ、

「それ以上」を望み得ない。


「それ以上」を知りたければ、

今まで以上の知的・精神的体験を選択するしかない。

―――――

そこで 聖書である。

聖書の中には、

「見たこともない、
聞いたこともない、
想像したこともないような」

壮大な神の計画に、親子3代で臨んだ一家がいる。

「信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。

信仰によって、他国にいるようにして約束の地に宿り、同じ約束を継ぐイサク、ヤコブと共に、幕屋に住んだ。

彼は、ゆるがぬ土台の上に建てられた都を、待ち望んでいたのである。
その都をもくろみ、また建てられたのは、神である。

信仰によって、サラもまた、年老いていたが、種を宿す力を与えられた。
約束をなさった方は真実であると、信じていたからである。

このようにして、ひとりの死んだと同様な人から、天の星のように、
海辺の数えがたい砂のように、おびただしい人が生まれてきたのである。

これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。

まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、
そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。

そう言いあらわすことによって、彼らがふるさとを求めていることを示している。
もしその出てきた所のことを考えていたなら、帰る機会はあったであろう。

しかし実際、彼らが望んでいたのは、もっと良い、天にあるふるさとであった。

だから神は、彼らの神と呼ばれても、それを恥とはされなかった。
事実、神は彼らのために、都を用意されていたのである」(ヘブル11:8~16)

とパウロが記述したとおりである。


この世以上のインスピレーション、
確たる信念と方向性、
「神を愛し、隣人を自分のように愛する」信仰を受け取りたい、想い描いてみたい。

そう感じるのなら、今がチャンスである。


主の道に立ち返り、
不器用でもいいから祈りささげ、
愛なる神からのヴィジョンを受け取ることは、

全ての人に与えられている機会である。

あなたのちょっとした動機が、
これから先の人生、全てを変える一瞬になり得る。


神があなたに差し向けようとしておられる、
恵みの大河の流れを、誰が堰き止められよう。……

―――――

同時に、
「現に見ている兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできない」(Iヨハネ)
ことも真理である。
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