失敗耐性がある。
失敗に免疫が出来ている。
失敗にルーズである。
後藤である。
色々やってしくじっても、後藤は懲りない。全然意に介さない。
インド人心理に近いので、大変な状態下でも
「ノープロブレム」とか言ってしまう。
人々が青くなっているところで、「楽勝」とか言ってしまう。
「事の重大さが分かってないの?
あんた今、とんでもない失態をやらかしたのよ?!」にも関わらず、
「素晴らしい」
「天才です」 と口に出してしまう奴。
それが後藤 2016だ。
それは、後藤的には大メリットなんだけど、
俺に付き合って何かやろう、と言う人々にとっては災厄だな。
神経質なA型日本人にとって、
希死念慮(+)の真面目な方にとっては、
これら後藤特異点は:
「付き合いきれません」
「相いれない生物」
「理解不能」 だろう。
―――――
思わされたことが、2つある。
①この異常値が、プラスに出る状況。
それは、
動乱であり、
攻めであり、
変化である。
安定の守り、現状維持...であれば、
ミスせず何事も卒なくこなす
「へーこらマネージャー」が向いている。
反対に、
起業直後のスタートアップ、
転換期を迎えた組織や、
苦境に喘ぐ団体、
変化を希求せざるを得ない集団...。
後藤の適正値は、そういう方向性(+)だ。
②右肩上がってれば、失敗は許容できる。
夢のバブリー時代。
あの頃は、多少の失点はあっても、
最終的に収益プラスになっていれば許され、認められた。
「ま、次回はもっとうまくやれよ乾杯」
みたいな大らかな空気があった。
上昇気流に乗っている時は、
多少体勢が崩れてもすぐ立て直せる。そんな感じだ。
だが弱辛悲、右肩下がり/左肩上がりの現代社会では、
成果を上げろ/だがミスするな
百戦百勝しろ
と求められる。
無理です。
失敗=減点。
減点=エリート街道脱線。
なので皆さん、
「失敗を避ける」=「現状維持」で。
という流儀(モード)に変わっている。
そんな手の縮こまった奴なら、
守勢の奴が相手なら、
俺は絶対に負けない。
どんなに学歴・職歴が誇らしげであろうとも、
知性分析力が優れていようとも、
失敗を恐れる性向がある奴なら食える。
―――――
ま、これが後藤 2016 現状有姿、と言うことで。
…
……もうちょっと人間ぽくなりたい。
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