後藤 秀孝
http://afg2.blog74.fc2.com/
JAPAN
私たちって「罪人」なの?<I>
2007-01-18 Thu 13:01
聖職者は言います、「アダムとイブが~リンゴを食べてから~」、つまり原罪を犯してから、人類は誰でも彼でも罪に定められたのだと。

でも、私たちの大部分は「?」マークとともに、こう思うのではないでしょうか。「他人に迷惑かけてないし」「嘘つく事もあるけど、そんなに悪くないよ」「人を殺したり、盗んだり、浮気した事もないし」と。

ちょっとストップして、考えてみましょう。上記のリンゴとはすなわち、「善悪の知識の実」のことですが、これを食べると一体どうなるのか。蛇の姿をとったサタンは、イブにこう言ってそそのかしました。
「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになる(創世記3:5)」と。
つまり、リンゴを食べたこと自体が罪なのではなく「神のようになろうとした」ことが、つまり原罪なのです。(自分の力を自分の神とする者は罰せられる。ハバクク1:11)自分の個性、力や知恵、そしてその限界――そんな物を無視して「自分には何だってできる(はず)」「私のことを皆が好いてくれる(はず)」「思った通りにならないのは社会のせい」と、自分を神として、周囲を変えよう、管理しようという姿勢が罪であり、人生を辛く苦しんで生きるための猛毒なのです。

最近の目を覆いたくなるような殺人事件も、「自分が思ったようにならない事」を認めず、あたかも「神のように」操作しようとして破綻したために、起きたような気がしてならないのです。歯科医を目指して努力していた2浪生は、妹からの批判を受けて傷つき、木刀で殴り、更には絞殺しました。気に喰わない者を、あたかも全権を持つ「神のように」排除したのです。夫を殺害した妻も、夫婦不仲、相互不倫、家庭内暴力の挙句、「思った通りにならない」夫を殺して、さらに罪の発覚を恐れ、隠蔽するために、日々一緒に過ごしてきた相方の身体を解体しました。

人生の絶望から逃れるために、自分の命を絶ってしまうこともあります。最近特に若い層、小・中学生などにも、自殺者が多くなってきているのは、心が痛みます。

これほど極端な例を挙げずとも、多かれ少なかれ、私たちは誰でも苦しんでいます。理想と現実のギャップに。通じ合わない心に。解けないパズルに。そして、知らずについた心の傷の痛みに。それを、全部自分で解決しようとしてしまう。自分が一個の弱い人間であることを拒否して、生活の、人間関係の、そして人生の全てを、自分の思うままにコントロールしたい欲求、つまり「自分を神としたい」欲求を抑えきれないのです。

化粧をし、流行ファッションで着飾り、会話を洗練し…。本来の自分を隠して、自分の対外的イメージをコントロールしようとしていませんか。「誰だって、他人に良く思われたいと思う。だって、自分がどんな人間だか知ったら、彼らは去ってしまうでしょう…?だからたくさん仮面を身につけて、別の誰かのイメージを創造し、本当の自分を隠すんです。」

脅したり、褒めたり、けなしたり、無視したりして、他人の感情をコントロールしようとしていませんか。夫は妻を、母は子どもを、上司は部下を、自分の思い通りに動かしたいと思う。そのためには、恫喝や暴力、罪の意識を植え付ける、降格・解雇をちらつかせる…。「他人が思い通りになるなら、どんな手でも使うでしょう?」

壊れかけた関係を「問題があるのは私じゃない、あなたでしょう」「そこまで悪くないし」「大丈夫、助けは不要です」などと言って黙殺、結論を先延ばししていませんか。または、何でも自分で管理、解決したがっていませんか。

そして心の痛みを、忙しさや、酒、ドラッグ、新しい恋人などが解決すると思っていませんか。つまり「時が解決する」「次こそ運命の人に会えるに違いない」と自分に言い聞かせて、痛みをコントロールしようとしていませんか。もしくは痛みを回避するために、先制攻撃で他人を批判したり、傷つけたり、殺したり…?

これが、私たちの中にある「原罪」なのです。

この「罪」を私たちは背負っています。私もあなたも。残念ながら例外はいません。それは「義人はいない。ひとりもいない(ローマ3:10)。」「この地上には、<中略>罪を犯さない正しい人はひとりもいないから(伝道者7:20)。」と聖書が言っている通りです。<続く>

あなたは「イエス!」と言えましたか…?
言えた方は押してくださいね♪↓
人気ブログランキング【ブログの殿堂】 人気blogランキング
スポンサーサイト
別窓 | Christianityってなんですか | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<私たちって「罪人」なの?<II> | キリストの愛を 超多忙なあなたに | Available to You>>
この記事のコメント
#14 ほんとにその通りですね。
多くの悲惨な事件は、プロットは多様ですが、根源を突き詰めてみると、「わたしが神である」の一言に尽きますよね。

「わたしが神である」という非現実を、そうであるように信じ込まされてきたこと、しかし、これは本人だけの問題ではなく、そのように教育してきた、教育・社会にも問題はあると思います。

その社会全体、いや、人間世界全体を覆っている迷妄の闇の中でさまよっている方々が、キリストの真理の光を伝える、このようなブログの力によって、あるいは他の方法で、愛であり真で誠であられる神様を知るように、切に祈っております。ごとうさんのお働きが、ますます主に祝福されますように。
2007-01-18 Thu 18:57 | URL | Grace #tQ725RIE[ 内容変更] | top↑
#15 コメント感謝です
Grace 馨子さん、コメントありがとうございます。
ほんの少しの気付きで、そして語り合う勇気で、自傷・他傷などは回避できる(はず)なのに、一人で決めて一人で苦しんで、突っ走ってしまう…。相談相手も、気軽に話せる人も、環境も無く…。
日本の教会も、もっとこうした「迷子の羊」を積極的に探し、語り合って救う努力が必要かもしれませんね。主イエス・キリストが、私たち「迷い出た1匹の羊」を探して、癒し、救ってくださったように。
ごとう
2007-01-19 Fri 14:28 | URL | ごとう ひでたか #-[ 内容変更] | top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
copyright © 2006 キリストの愛を 超多忙なあなたに all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/