後藤 秀孝
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手段が目的に
2007-01-15 Mon 20:00
今日CNNを見ていて、再び「米軍がイラクの兵力増員を決定」というニュースが飛び込んできました。そのプロパガンダめいた、マスコミの腕前。レストランだったので音声が無いぶん、その映像のこじつけ加減にむかつきました。ムスリムの人たちの異なる信仰習慣、故人の写真を手に泣きじゃくる老婆たち。AK47を抱え、覆面をかぶって前方を警戒するゲリラ風兵士。腕を振り上げ、足を踏み鳴らして進む、怒れるイラク兵たちの行軍姿。それに対して、最新装備、おそろいの砂漠迷彩服に身を包んだ、スマートなアメリカ/NATO軍。

思わず笑ってしまいました。手に負えない状況のイラクに、増派するための正当化プロパガンダに。そして、メディアがここまでしてムスリムやイラクの人たちを、「エイリアン化」してしまったのかと。何人死んでも、負傷しても、まあ「エイリアンだからいいか」的な演出を、でっち上げたのかと。

この報道を「あっそ」と聞き流せる先進国の人間と、自分のことのように受け止め、心の涙を流す中東の人間と、どちらが人間らしいのでしょうか。どちらが愛と優しさに溢れているのでしょうか。

こうした扇動報道からも、NGO職員の視点からは、嫌な構図は見えてきます。

(覇権のための侵略戦争がない、という前提で)戦争の本来の目的は、「平和を作り、平和を守る」ためでしょう?その為に軍隊を持ち、武器を生産した。しかし現代の戦争は、武器生産業者の収益を上げるため、生産した武器を使用するため、兵士の雇用を維持するため、そして政権維持のため…。育ちきった軍隊が、その費用を正当化するために、火のないところに煙を立ててまで、戦争している…。そんな嫌な構図です。

どうも「手段」が「目的」に成り代わってしまうというのは、「組織」が時間の経過とともに経験する、避けては通れない関門なのでしょうか。市場経済を通じて、人の描いた理想郷の絵は、「手段」が「目的」を乗っ取ってしまった形でどうもしっくり来ないのです。これも、私たちが神さまのくださった、さらに高尚な「目的」から遠く離れて、足もとの収益や問題に気を取られ過ぎているからではないでしょうか。

改善への道は、全くないのでしょうか。いいえ、そうではないと思います。経営者が、組織が、政府が信念に基づいて行動しており、かつ柔軟であれば、工場や雇用を活かした更に高尚な目標が達成できるはずです。

つまり、兵員はその前線での経験を活かして、紛争地域での人道支援や危機管理、建設、物流、医療補助、地雷・不発弾撤去などに活躍できます。武器生産工場は地雷撤去装備や、緊急時の簡易住居、僻地で使用可能な通信機器、浄水設備や飲料水用パイプライン建設、風力・地熱等発電装置、医療・復興支援等に活躍する車両・航空機産業への切り替えなどを通じて、存続する事は可能でしょう。

私たち一人一人が、もっとよく世界を見つめ、自分で考え、共存する術を探し、神の義と愛に基づく判断を下すなら。この不自然・不具合な世界も、必ず良くなるはずです。今を生きているあなたの、貢献が求められているのです。
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