後藤 秀孝
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JAPAN
【縮小解釈】
2015-10-21 Wed 20:31
早朝の京浜東北線、赤羽駅で。

改札に向かう道のり、下り階段で、
現場作業に向かう日雇い風の兄ちゃんが、
左足をちょっと引き摺りながら降りていた。

(これから現場に行くのに、既に怪我か。
負傷した側を庇って、右足も傷める可能性があるな…。)

(せめて、あまり重量物を運ばされたり、
足場の悪いところを歩かされないと良いんだが…)

そんなことを思いながら歩くと、閃光在り。

日雇い派遣禁止
<日雇い派遣、原則禁止だと思っていたら復活するらしいよ 2015.09.30>

―――――
<リンク>
【Christ's Church Co.Shigaya 越谷キリストの教会】
【Christ's Church Co.Shigaya の行なう事業について】
【Million House(百万家 ミリオンハウス)】
【銀カフェ】
【CCC 自習塾】
―――――


カールおじさんの言うところの、所謂「労働者」は、
「労働を止めた瞬間に、
その生活を維持する術を喪う。」


兄ちゃんが結果両足を痛め、派遣会社に電話をして現場を早退し、
ドヤ(安宿。設備は酷く昭和的。一晩2000~円とか。)の部屋に帰ったとして。

痛む足を擦りながら、考えるのは明日からの出費だ。

実に、働こうと働くまいと、
仕事があるとないとに拘らず、
固定費は毎日出て行く。

最悪アオカン(=路上で眠ること)したとしても、
食費・交通費・携帯代…などは掛かってしまう。
また、風邪等引いたら元も子もない。

あと何日、ドヤに泊まれ、
あと何日、三食食べられるのか…。

思い患わざるを、得なくなるのだ。
「生活維持の手段を喪う」のだから。

―――――

他人事じゃあない。 残念だけれど。

俺たち労働者が、労働を止めた瞬間に、
多かれ少なかれ、上記のような発想に行き着くんだ。

それが、士業で年収700万超取っていようと、
大企業の重役であろうと、
カリスマ○○であろうと、
銀行口座に数百万あろうと…。

働くのを止めた途端、
蛇口からの流れが停止する。
キャッシュフロー停止。緊急事態発生!である。
あとは「貯金を食い潰して、何ヶ月生きられるか」…。

―――――

俺たち労働者の頼みにしている給与所得。
それを、日雇い労働者アンちゃんの収支へと縮小解釈すると、

ハッキリと見えて来るんだな。その危うさ。

「他人ビジネス」にばかり おんぶに抱っこしてると、
いつしか現場の兄ちゃんのような切実な収支危機を迎えかねない、
「労働停止」=「生命活動停止へのカウントダウン」。

その危うさが痛感できる。

それを痛感したくない人たちは、
その不都合から目を背けている。
あたかも「見なければ存在しない」かのように、ね。

でも俺たち、隣人を見れば、
そして天与の「隣人を想う」能力 を使えば、

見たくない事例だって、社会悪だって、真理だって、
幾らでも見えてきちまう。否、見ることを選べるんだ。

そうだ。俺たち、他人事を、
私事、私事件に拡大・縮小解釈できる。

隣人の困苦をさえ、自分の教訓に出来るのが、
俺たちの与えられた共感能力だ。
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