後藤 秀孝
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JAPAN
【拾い歩く】
2015-08-02 Sun 18:14
京浜東北線赤羽駅、朝のラッシュ時。
後藤が降りた先で、若人が二人、お互いの胸倉を掴み合って降車。

他愛もない喧嘩(未遂)だ。

多分、どちらかがどちらかの足を踏んだ、
肩がぶつかった、その程度のことから延焼した喧嘩。…

背の低いほうが顔赤。目も血走り気味。
ひょろ高いメガネ君は、ちょっと押され気味。
自販機に押し付けられながらも、お互いに胸倉離さず。

電車内から眺めている人々は、
どこか他人事、迷惑そう、心配気な眼差し。

…だが誰も・何もしようとしない。

後藤は面倒くさいことは嫌いだが、こう言う場面はよく遭遇するし、拾う。

拾う?
何を?


痛んだ心を。
この場合、双方の痛んだ心を。だ。

胸倉
<「殴れよ…それでお前の気が済むならな!!」 バキッ>
―――――
<リンク>
【Christ's Church Co.Shigaya 越谷キリストの教会】
【Christ's Church Co.Shigaya の行なう事業について】
【Million House(百万家 ミリオンハウス)】
【銀カフェ】
【CCC 自習塾】
―――――


直行し、二人の肩にそっと手を添える。

「どうしたの」
「ま、何かあったわな…」
「でもさご免、満員電車だからしょうがない…」
「よくあること、じゃないか」
「ご免な、状況が状況だから、お互いに収めてくれないか」
「ここで喧嘩して怪我でもしたら、会社行けなくなっちゃうよ…」
「ご免な…赦してな」

そう言って、宥める。
理性に訴える。
取り成す。

俺にも、勝算がある。
こうした場合、割って入った善意の第三者は、危害を加えられることは殆どない。
また、これ位の痩せた若人ならば多分「やっちゃえる」。制し得る。

そんな打算と憶測とちょっとの善意で、割り込む。

すると、「離せよ」とか何とか言いながらも、

「ここが降り時(fold)だ」と、双方矛を収めるのだ。

そして、別の車両に乗り換えて、二人、また出社の道のりに戻る。

この間、約40秒。

他愛もない、朝ラッシュ時の一幕だ。

―――――

拗ねちゃうご老人がいる。

オヤツ、賞味期限切れで廃棄する・しない。など。

拗ねた挙句、対応するヘルパーに対して、
攻撃的、というか、
わがまま、というか、
威圧的に振舞っちゃう、ということがある。

それは、不穏とか、ではない。

しょうがないじゃん。

それが彼の、最後の防波堤なのだから。

「自分」を通す、
「自分」を守る、
「自分」を主張する…。

聞く耳持たない相手ならば、

じいちゃんも聞く耳持たずにごねるしかない。でしょ。

そういう人のところに、これまた良く、遣わされる。

そうやって、傍に腰掛けて、じっくり状況を聴き、

かつ「ご老人、あなたのための」理由、理屈を穏やかに展開する。

後藤の信頼残高の全てを活用しつつ、

ゆっくり説明する、
ご老人のメリットもちゃんと伝え、
緩め、解き、多めに見、譲歩するところは譲歩する。

「後藤特権にて譲歩」みたいな裏技 を、勿体つけて行なう。

後藤がまず理解を示す。
ご老人の立場や想いを尊重する。
プラス「おまけ付き」でお得感を演出。…

それさえ伝われば、大抵の交渉事は成立する。

相手が人間である以上。

俺は交渉できる。

―――――

こうして、後藤はよくよく、
巻き込まれつつ、余計なことをする。

ヘルパー間の仲違いに割り込む。
…仲直ってないが、意思疎通はできたか?

大声でわめき散らし、周囲に悪評をばら撒いてネガティブキャンペーン実施するような奴は放置。
孤立している側に加担する。余計な共感をし、余計な肩を持つ。
その為に、二人の溝は深まったかも知れない。そんなこともある。…

残念ながら、人間関係の中で、
100点回答がない。

それでも、下手糞でも、
後悔するような結果になっても、

傷ついたり、悲しんだり、
孤立したり、誤解されたり、…

そんな心を拾って歩く。

一緒になって、
傷ついたり、悲しんだり、
孤立したり、誤解されたり、…する。



全て、
イエスさんが拾ってくれたからだ。

弱り切った俺の心を。

焦燥し切り、
疲れ果て、
孤立し、
終わりが見えず…。

そんな懊悩と闇と絶望のドツボから、

まず主が、手を伸ばして、
俺の心を拾ってくれた。


後藤はその拾い主の後を、
ちょこちょこ付いて歩いて、
同じようにする。

否、同じようにしたいと真似するが、
到底及ばない。

及ばないながらも、
正解ではありえないと知りながらも…

主に倣って歩みたいと無駄に努力する。

イエスさんがまず、
その手本を示してくれたからだ。

そんなイエスさんに、俺は心から承服し、
「俺はあんたの舎弟になる」と誓ったからだ。
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