後藤 秀孝
http://afg2.blog74.fc2.com/
JAPAN
【油断】
2015-06-27 Sat 22:16
タイトルの「油断」とは、
マタイの福音書にある「10人の乙女」のエピソードから来ている。
んでしょ?

すなわち、花婿さんが帰還された晩、

賢いほうの5乙女は、
灯し火用の油をちゃんと備えていたのでセーフ!

愚かなほうの5乙女は、ガス欠。
急遽買いに行ったけどコンビニも開いてなくアウト!

という事です。

―――――

灯火が必要な時に、油が手元にない。

でも、そもそも灯火が必要な時って、どんな時だ?

それすなわち、危機(Crisis)。
Clear and Mortal Danger(はっきり死ぬかもリスク) がある時。

そんな危機的状況で弾切れとは、
すなわち被蹂躪。やられ放題。

その遅れっぷりとは、致命的遅れっぷり。
飛行機 離陸 5秒後に、ゲート着いちゃった。的遅れ。

そんなレベルの危機が迫りつつある。
想定できる最悪シナリオを深化させ、分かち合っておきたいのだ。
―――――
<リンク>
【Christ's Church Co.Shigaya 越谷キリストの教会】
【Christ's Church Co.Shigaya の行なう事業について】
【Million House(百万家 ミリオンハウス)】
【銀カフェ】
【CCC 自習塾】
―――――


前稿で、過去の信用バブル崩壊劇
「’08 リーマンショック」

について触れた。

なぜ今、こんな昔話をするのか。

それは弛んだ空気の中、
安倍の「お金ジャブジャブ大作戦」に乗せられて、
日本が再びバブろうとしている気配があるからだ。
そしてバブった経済は、再崩落する…。からだ。


今の日本、見た目バブっている(バブらされている)
のは皆さんお分かりでしょう。

東証終値:2万0706円、
マネタリーベース(*):305兆円越え
春闘賞与 妥結結果、平均 3.89%のアップ!!

とか。

演出された好況。
すなわち、
「名目GDP 2%成長っぽく見せるためだけの好況」。
臭うわな。


(*マネタリーベース=日銀が民間銀行に発行した現金・預金 総額)
(*マネーサプライ=民間銀行が個人・企業に貸し出す現金・預金 総額)

(*上記二つとGDP(国内総生産)は、仲良く同じようなグラフを描くべき。
国中のお金が増える
= 経済活動が増える
= 付加価値が増える。筈だからね。

でも昨今、マネタリーベースをジャブジャブにしても、
銀行経由で市中にお金が出回らない。
GDPの伸びにも直結しない。って状況です。

ま、ともあれ。
日本政府は、円をジャンジャン刷ってばら撒いている。
ってことはお分かり頂けるかと。)

―――――

そんなRe:バブルの「終わりの始まり」は、一体何だ?

今回のキッカケ、後藤の嫌な予感の源泉は、

①例えばラジオのこんなニュースだ。
「ギリシャでは高級車が売れ行き好調です」

崩壊寸前のギリシャ(*)で、なぜ高級車が飛ぶように売れているのか??

…ロシアでも似たようなことが起きた。
ルーブル危機に際して、外国製品がバカ売れする。ような事態が。

当時のロシア人たちの購入動機とは、
「自国紙幣が紙切れ同然になる前に、
(できれば換金できる)資産へ取り替えておく。」

ということ。

ギリシャの場合、
A. ユーロ圏からの離脱
B. = ユーロが何らかの形で回収され、
C. ドラクマへ強制交換される。

預金封鎖を経ての新円切り替え。
戦後日本の行なった強制交換&税徴収みたいな荒事を、政府が強行する可能性がある。

そして、国際的信用を失った通貨:ドラクマなど、紙くず以下になる。だろう。

と言う事だ。なら今のうち。

ギリシャ国民が、
現地の温度を一番体感している人たちが、
自国通貨を兎に角手放そう、
外国製品を買えるだけ買ってしまおう。

とするのは、本気ヤバいシグナルですよ。

②よくよくネットで見ていると、
「ATMに行列あり」という記載もある。

ともあれ、
口座に残っているユーロ紙幣を、
全額引き落とす。

外務副大臣が「銀行は週明け29日も営業するだろう」
(だろう??)
と発言していますが、
(??だろう????)

ギリシャ国民、信じやしません。

俺でもそうする。絶対全額下ろす。


③軽率なギリシャ政府/チプラス首相の発言。

“ギリシャのデフォルト(債務不履行)やユーロ圏離脱が現実味を増すなか、
チプラス政権は債権団が提示した改革案を 「ばかげている」 と一蹴。
「ギリシャ政府だけでなく、
国民すべてに恥をかかせる」

狙いがあると非難している。

ハァ??
あなたたち、債務者ですよね??
借りた金、返さないといけない側、ですよねぇ??

(ま、今の後藤は
「借りた金は返すべきだ」なんて Tight-ass なことは申しません。
「踏み倒せるなら踏み倒すべき。」と言うだろう。倒せるなら。ね…)

でも、ドラクマ戻りは棘の道だ。
ちょっと世界経済史を見れば分かること。
素人目にさえも。…

―――――

ギリシャの大事発展の可能性は分かった。
でも、俺たち日本人には、どんな影響があるの??

そう。
それが今日の本題だ。

リーマン時のトラブルから察するに、
ギリシャ発EU経由、世界同時不況は、

①金融機関の信用収縮発生。
②貸し渋りにて融資が下りなくなる。
③金融不安の折、長期金利が上がる。
④失業率アップ。

等の痛みを伴う。

そして、
⑤住宅市場の低温化。

そんなところかな。

不動産再生屋にとっては、②が死活問題。
③は、住宅ローンが変動金利のため、祟られる可能性。

④、⑤は、逆にチャンスかも。
そこそこ物件を安く貸す。
後藤の大家スタイルならば、不況対策は既に練れている。


ま、そんなこんなで。
色々思い巡らしておくべきなのです。俺たち。
油欠、油抜け、油断ちしないように。

過去には、「同じ轍を踏むなよ…」という先人たちの
ダイイング・メッセージが溢れている のですから…。

―――――
<参照聖句>
そこで、天の御国は、たとえて言えば、
それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。

そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。

愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。
賢い娘たちは、ともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。

花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。

ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ』と叫ぶ声がした。
娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。

ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。
『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』

しかし、賢い娘たちは答えて言った。
『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』

そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。
用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。

そのあとで、ほかの娘たちも来て、
『ご主人さま、ご主人さま。あけてください。』と言った。

しかし、彼は答えて、
『確かなところ、私はあなたがたを知りません』と言った。

だから、目をさましていなさい。
あなたがたは、その日、その時を知らないからです。
(マタイ25:1~13)
スポンサーサイト
別窓 | 「この世の真理」とは | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<【愛する】 | キリストの愛を 超多忙なあなたに | 【’08 リーマン時、何が起こったのか】>>
この記事のコメント
#705 日本に起こり得ること
ギリシャが債務不履行、つまりギリシャ国債(=国の借金)の金利も元本も払えません!状態に陥ると、その国債を持っている投資家たちは全損。
今後約1500億円(*下記)分の円建て債が全損。

1024兆円越えの借金野郎、日本がゴチャゴチャ言うのはおこがましいが、この小さな打撃が連鎖的大崩落を引き起こす可能性があるならば、我らしっかりと見極めるべきだ。

http://www.sankei.com/smp/economy/news/150706/ecn1507060041-s.html
2015-07-08 Wed 07:21 | URL | 後藤秀孝 #-[ 内容変更] | top↑
#706 もう一つ
ギリシャ発の債務不履行問題で、国際金融監督機関が
「今回の事で国債もリスクフリーでないのが明らかになった」
「国債を持つ銀行に対して、自己資本の積み増しを求めよう」
と議論が起きている。

これが成れば、日本の銀行、郵貯らは、安全だと思っていた国債の為に(それゆえ青天井で購入していた日本国債の為に)、自己資本を積まないと国際基準に適合しません!となろう。大混乱必至である...
2015-07-08 Wed 07:46 | URL | 後藤秀孝 #-[ 内容変更] | top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
copyright © 2006 キリストの愛を 超多忙なあなたに all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/