2007-01-04 Thu 16:32
1月3日はポヤデー(満月祭)で、休日でした。妻と一緒にコルピティヤ(繁華街)に買い物に出たのですが、デパートすら休み。改めて、問答無用で都市機能をストップさせる、ポヤの恐ろしさを実感したのでした。 そこで久しぶりに、マウント・ラビニア(コロンボより南に約12kmのリゾート。熱海みたいな感じ?)に行ってみました。バスに揺られること約20分。するとそこは海の家が立ち並ぶ、ビーチリゾートです。海人の私にはたまらないロケーションなのです。 私がひとしきり泳いで、丘の妻と合流しコーヒーを頂いている時。足元の砂の中に、たくさんの貝殻が光っているのが目を惹きました。色も大きさも、形もさまざま。あるものは生前の形をそのまま残し、あるものは砕かれ、丸く削られて打ち揚げられた…美しい自然の芸術です。 貝殻の一つ一つに、豊かな個性があって。カーブの美しいもの、薄く軽いアーチを持つもの、螺旋の中心だけが残った複雑なもの、淡いピンク、オレンジ、茶色のもの、表面にでこぼこがあるもの、反対につややかなもの。これまで存在してきたどの個体とも違い、またこれから先も全く同じ芸術は生まれようがない…。 でも考えてみると、私たちも同じですね。同じ種族、同じ科目、同じ人類…だけれども、一人一人が外見も含め、「この世で唯一」なのです。ましてやその心理の深さ、思考の複雑さ、人生からの教訓…。そんなものを考えたら、誰一人として「没個性」なんて存在はいないと分かるでしょう。 「あなたの先に、あなたのような者はなかった。また、あなたのあとに、あなたのような者も起こらない(I列王3:12)。」というのは、ソロモン王にだけではなく、私たち全員に当てはまるのではないでしょうか。 だからこそ、その個性を大切に。「あなたはあなたのままでいいよ(マルコ9:50意訳。でも他人とも、お互いの個性を尊重しあって、共存する術も学ぼうね)。」と主イエスも言っていますから。 |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
|