後藤 秀孝
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JAPAN
【迷惑かけない 涙見せない】
2014-07-27 Sun 21:06
ああ、日本人。

誰も頼れず、誰にも本当の心痛を表わせない。
誰からも頼られず、誰からも心の内を共有されない…。

その根底にあるのが、日本人の気概。

「他人に迷惑をかけてはいけない」
「男は涙を見せちゃダメ」


だから

(本当は大丈夫じゃないけど)大丈夫、没問題」。
(何ともできんけど)自分で何とかしますから…」。



好きです。
大好きです。こうゆう日本人。

だって、潔い。
男らしい。
潔癖で、自尊心が高くて、
謙虚で、頑固で、DIYで…。


世界中回っても、
こんな国民見たことない。

喜捨喜捨!!
支援団体が来た??助けて助けて!!
エっお米くれる??俺も俺も!!


……これが Global Std.。

反面、
支援を断る民。

日本人ぐらいですよ。

How to 支援、どうするか困っちゃう民。

ホンマ、日本人だけです…。

友って








こう言う我慢強い人たちの表情に、
ふと、悲しみの色を見ると、…

助けたい…。
助けねばならぬよな。


と考えさせられるのだ。

―――――

遠藤周作氏がその著書「死について考える」で述べていた言葉。

“キリストの信徒として受洗した椎名麟三さんは、

「遠藤さん、僕は洗礼を受けたから、
これでじたばたして、
虚空をつかんで、
死にたくない、死にたくない!
と叫んで死ねるようになったよ」


と言ったんです。

私には椎名さんの言うことはとてもよく分かる。

自分の醜いことをどんなにさらけ出しても、
神さまにはたいしたことではないということです。


(中略)

痛いから痛いと言うことは他人を不幸にしたり、
傷つけたりしてるわけではないのですから。

その上、いかに見事な死に様をしようと、
心の奥の死の恐怖や人間の弱さ、
そういうものを神さまは良くご存知ですから、
今更、人間に見栄を張る必要もない
という安心感がある。


更にイエスと同じように

「我、全てを汝に委ねたてまつる」

と神にすべてを委ねる信頼感が椎名さんにできたのだと思います。

自分の弱さを知っているのは神、
だから全てを預けることができると言う気持ち、

そういう気持ちを全部含めて
椎名さんはああ言ったと思います。”(26-27、101 pg)


「痛い」
「死にたくない」
「助けてくれ」

神にゆだねることを知っているから、
ありのままの自分の心を叫ぶことができる。…


矛盾しているようですが、
我慢強い日本人に必要なのは、こうした
「全てを委ねうる神に、
ありのままを信頼し託すこと」

ではないでしょうか。

そうやって心の中の整理が進めば、私たちにも、
人前での取り繕いや表面的な信仰ではなく、

心の底から正直に主と向き合い、
神の御前に出て行くことができるのではないでしょうか。

―――――

マーティン・ブーバーが唱えた説に、

「我とそれ」
「我と汝」


があります。

つまり
「我とモノ」、若しくは
「我と<人格を認めぬ>他人との関係」が前者、

「我とアナタ」、若しくは
「我と<対等の人格を持つ>貴方との関係」が後者です。


思うに、苦難にあって「助けてください」と素直に言える、
「助けてください」と打ち明けてもらえるのは、

「我と汝」の麗しい関係だと思うのです。


前著、【気付きノート】にも書きましたが、
大切なのは人と人との関係性、連帯感、
「迷惑かかっても お互い様」の精神だなと思わされるのです。

「NHKの夜ドラマでこんな台詞が耳に残った。

“もし私に、自分の秘密を打ち明けられる友が一人もおらず、
また自分の秘密を打ち明けてくれる友が一人もいないとしたら、

果たして生きている価値があると言えるのだろうか。…”」


現代の日本社会には、薄っぺらい関係は売るほどありますが、
「苦難の友は真の友」は希少なのです。


でも、本来は。
困ったときだけでなくていい。

悲しく、孤独なとき、
混乱と焦りと涙が心を浸すとき、…。

話聴くよ。
多くは語らない。
ただ、あなたの想いに寄り添うよ。

そんな友が、仲間が。

俺、欲しいのよ。
俺、成りたいのよ。

「我と汝」。

共に、互いに、背中守りあう関係にある、信友が。

神を慕い求める中で、
人と人との関係も、磨かれ、輝かしいものと昇華される。

俺はそう信じてる。

導いて下さい、主よ。
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