ご高齢者のラウンジ「銀カフェ」の制度の一つ。
ホワイトボードに
「仕事の依頼」、
「こんなことできます(技術提供)」
「あげます・ください」
「メンバー募集」
など三々五々貼ってある。
ギルド制を通じて、地域の人々のニーズと潜在能力のマッチングができる。
また、Million House 事業 参加者が休みの日の小遣い稼ぎに参加できる。
<費用発生>
最低賃金とも何とも言えない<時給 800円>が基準値。
飽くまでも「アマチュア作業」という前提だから、費用対効果は作業者の技能レベルによって影響される。
よって依頼人は作業者を選び交渉する。
仕事の
<難易度>
<危険度>
<疲労度>
が高い場合、例えば:
クロス、襖・障子張替え、
思いやり整理(不要品の組織的廃棄)
高く茂った木の剪定
等はより高いレートが提示されるべき。
値段交渉し双方が納得できる金額で受注、作業実施。
銀カフェ事業部のすることは、記帳された評判の管理、提示。
またトラブル時の仲裁。
例:作業人○○さんの評判を、
次にお願いしようとしている××さんが参照できる。
サボってばかり、作業が中途半端で清掃もちゃんとせずに帰ってしまえばNG、
プロ意識を持って向かい、依頼人の意向を聞きながらちゃんと作業する人は◎。
その旨、実績として評価され記帳される。
例:依頼人△△さんの評判も、
全ての作業人たちが見ることができる。
指示が曖昧、のくせに細部にこだわってダメ出し、賃金の不払い・遅延する方はNG、
指示が明確で、適正な時間枠を設け、作業効率を高める支援をする依頼人は◎。
長期的にみれば、ギルド制は依頼人・作業者間の Mutual Relationship 大人の契約関係形成を促進する。日頃から気になっているが できていない作業を、地域の力/互恵性制度で片付けることが可能に。
そんな地域力の実験場である。
ちなみに銀カフェメンバーはボランティア保険に強制参加である。
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