後藤 秀孝
http://afg2.blog74.fc2.com/
JAPAN
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
【人間なら】
2014-06-29 Sun 20:24
後藤は、修羅場をくぐる中で

“相手が人間なら大丈夫だ”

と秘かに驕っていた。


確かに。

パキスタンでは村人間の争いで、片手で持てないくらいの大きさの岩を抱えた若者の前に立った。
彼が相手を殴りつけようとした矢先だった。

だがその岩は振り下ろされることはなかった。
突然飛び込んだツナギ姿の外国人を見て、彼が怯んでくれたからだ。…

小さなことに目くじらを立てて Berserk する女性。
こちらの変わらぬ公平と友愛の姿勢を示し続けることで、彼女の態度が軟化した。

というか、尊敬されるようにさえなった。
後藤の身の回りをチョイチョイ世話してくれるほどに。…

元ホームレスの方で、1年間風呂に入らず、着替えも半年に一回…位の方が居た。彼を何とか風呂に引き込み、また着替えを促すことに成功した(でも着替えた衣類をまた脱いじゃったりしたけど…)。

また、気に入らない相手をハサミで突いてしまった老人に膝詰めで話をしたり、
礼拝の席の後ろで大声ヤジを上げる老人の話を聴いて場を収めたり、
大柄な外国人女性のホームレスの涙を、慰めたりした。


その上での 過信 である。

「相手が人間/人類ならば、大丈夫だ」。
「話せば分かる」
「何とかなる」
と。…


David VS. Goliath
           <コイツとは話しても何にもならん…>





―――――

だが最近になって、それ以上の

“相容れぬ価値観”
“生育暦”
“家庭事情”…


があることに、改めて気付かされた。

自分の家族から性的虐待を受け続けた女性。

実の母親から衣も食も温かみも優しさも、全く受けられずに“生き残った”子ども。

不衛生な環境で独り、ゴキブリ/ネズミと寝起きしていた認知症の老婦人。

暗い喜びを噛み締めながら、詐欺で得た大金を浪費する若者。

“不憫な私が支えられるのは当たり前”と不満と傲岸不遜に浸って、他人や環境を責めるばかりの女性。…



甘かった…。

人間の底は、その価値観、常識、通念、否。
狂気と暗闇と怨念は、

もっと凶悪で、
もっと異質なもの。


だったことを思い知らされた。


信頼? などない。
愛?善意? など抱けるわけがない。

これまで十分に裏切られ、
利用され、殺されかかってきた。

ならば今は、
すべて自分の生存のために。…

己の“生き死に”が賭かれば、
他者を踏みつけ、押しのけ、
例え殺したとしても…良い。ではないか?

ダメって・あなたは言えるのか?
俺と/私と同じ目に、
遭った事のないあなたが??



そんな価値観もある。
今更ながら、気付かされた。…

そして、
私たちが彼らを助け損ねるたび、
掬い損ねるたびに、
そんな闇の価値観が世を席巻していく。…



人間の愛は冷えてしまった。

この物質的に満ち溢れたかに見える現代で、
この点において人類は益々“こころの貧困”に落ち込んでいる。


主が、見せてくれた。

『失望させられることは覚悟しておけ』

と、予め警告してくれた。
後藤が人に躓いて、憎悪に化身しないように。

主は我らを、
そんな Stone Cold な現世に向かって遣わす。

しかし同時に、
私たちが信仰を喪わないように、
祈ってくださっている。



人の想いでなく。
経験・知識・損得・論理…でなく。

この暗闇の時代に。
主の愛に依らなければ、
何事も成し得ない。



そんな確信が尚、強くされたのだ。
スポンサーサイト
別窓 | Christianityってなんですか | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<【勇気と備え】 | キリストの愛を 超多忙なあなたに | 【再度ゴミ実況】>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| キリストの愛を 超多忙なあなたに |
copyright © 2006 キリストの愛を 超多忙なあなたに all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。