後藤 秀孝
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JAPAN
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【あなた】
2014-06-04 Wed 23:04
ユニークな経歴や体験、
武勇伝や修羅場の数。



そんなもの、

我々が
豊かな人格に辿り着くための
手段に過ぎない。


言葉を尽くして
語る必要はない。




ただ そばにいて

「ああ、こいつ本当にいい奴だな」
「知り合えて良かったな」


心からそう納得できれば。

言葉などなくて良いんだ。

山崎青果






―――――

越谷市平方ベルクスの裏手に八百屋がある。

ばあちゃん一人で切り盛りしている八百屋。
安い。そして多分新鮮。
後藤が絶賛。

今日も物件の清掃を終え、帰り道に寄ってみた。
トマトときゅうりを買うのだ…。


必要な商品をかごに入れ、レジに並ぶ。

俺の前には 別のばあちゃん。

すると、「あ」。
レジの店主がしゃがんだ。どうやら客のトマトを落としたらしい。

無言で店主は商品棚に行き、別のトマトと交換して会計した。
客も無言である。 お互い理解っている。 そんな呼吸だ。


俺の番が来た。

ばあちゃん店主、俺の選んだ にらの袋を一瞥。
ヘタった葉が一枚、申し訳なさそうに覗いていた。


店主は無言で商品棚へ。
そして俺に何を言うでもなく、さっと交換して会計を済ませた。


前例を鑑み、俺のにらの失態を見、
そしてばあちゃん店主の目を見た。

そして信じた。
ああ、誠意だ。 と。



もとはと言えば、後藤の目利きの悪さである。
新鮮な にらとちと古い にらの区別が付かんのである。

後藤脳はこう語る。

「古い野菜から売り払えばいいのに」
「自分から新しい在庫に替えていたら商売上がったりだろ常考」…

だが同時に、

「人間やっぱ捨てたもんじゃねぇな」
「この人は少なくとも、絶滅危惧種の“いい人”だ」


と安心もした。


おいばあちゃん、
少なくとも俺はあんたのファンになった。

ベルクスのクソ高い野菜なんか見向きもしない。
これから取引量増やすように働きかけるから、

どうか元気で、
良い商売続けてくれよな。


ありがとう。

「いい人」でいてくれて、ありがとう。
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