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後藤 秀孝
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JAPAN
【普遍】
2014-01-03 Fri 22:00
「祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし

たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
(平家物語)

皆さん。暗唱させられましたか。で、覚えてますか?


そうです。平家物語のオープニングです。
栄枯盛衰、世の権勢の空しさを説いたどこか悲しい章節ですね。

ここで明らかなる真理は「全ては移ろい行く。全ては空しい」ということ…。


平家のみならず、

かのローマ帝国、地中海沿岸全域に加えブリタニア、ダキア(=古代ルーマニア)、メソポタミアなど広大な領域を版図とした超大国でさえ、
現在は幾つかのコロニーの名前と遺跡、石畳の街道、ローマ水道等にその名残を見るばかりです。

実際、人の手による物で変わらないもの、普遍なる物はあるのでしょうか。…

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<ダブル初日の出>




人の世の常である変化。

それを超えるものはやはり、
神のみなのです。

主はこう招かれています。

『わたしはまことのぶどうの木です』
『わたしにつながっていなさい』
と。(ヨハネ15:1~10)

主はぶどうの木、私たちは枝です。

枝が木の幹に向かって、「つながっていなさい」とは言えません。
枝の生死を握るのは枝自身ではなく、幹である主です。

しかし主であるイエスは、私たち人間が枝に過ぎない者であるにもかかわらず、私たちに 『つながっていなさい』 と呼びかけてくださいます。


変化と激動の現代に、変わらないものがある。
時代を超え動かないものにつながって支えられること。


その大切さを今、改めて思わされるのです。
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