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後藤 秀孝
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JAPAN
Forgive our sins as we forgive others who sin against us
2006-12-06 Wed 15:29
妻がある時、「ああ、あの本まだJ兄弟に貸しっぱなしだった。会うたびに返して、って言ったのに、信じられない」
と言いました。教会で仲良くしている兄弟なのですが、未だに本一冊の恨みを覚えているとは恐ろしい。確かに洋書のキリスト教関連書籍は高価だし、特に思い入れの深い本ならば悔しさ倍増かもしれませんが。

しかし、私が妻に思い出させたのは、彼女が食事の前に告げる祈りの一節です。

「私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました(マタイ6:12)。」
自分でそう神さまに祈っているんだから、赦したらどうなの…?
「そう言えば、そうね…」と返す妻に、改めて思わされるのは、「主イエスのみことばには人を怒りや恨みの束縛から、瞬時に解き放つ力がある」という事です。

以下に、その強力な祈りの全文を挙げておきましょう。
『天にいます私たちの父よ。
御名があがめられますように。
御国が来ますように。
みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を今日もお与えください。
私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。(マタイ6:9~13)』

(余談ですが、主イエスはこの肉の世に来られて、それこそ酸いも甘いも波乱万丈、な人生を送る中で、人間の感情や痛みを知り、この祈りに辿り着いたのだと思います。面白いのは、上記には主が述べる『隣人を自分のように愛せよ』というくだりが含まれていないことです。そこには、弱い人間である私たちが、時に『汝の敵を愛す』事がどうしてもできないとしても、「赦す」事だけはするようにとの、願いが込められていたのかもしれません。)
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