後藤 秀孝
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JAPAN
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【Y美 という女】
2013-06-10 Mon 20:21
<赦す・赦さん>という議論を主と繰り返す内、後藤の過去の罪とその周辺も明らかにされてきた。
…相変わらず痛いところを突いてくれます。


それは後藤が小学校の頃。
いじめっ子だった。一部の子たちに対して残虐非道な暴力を繰り返していた。そんな時代のこと。…


その被害者の一人がY美さんである。

痛切な思い出がある。100%謝れていない罪科。それを改めて示された。



それはある放課後のこと。
からかい続ける後藤を拒絶し、無視しようとしたY美のささやかな抵抗に対して、後藤は彼女の耳を引っ張った。

強く引いたのだろう。耳の付け根部分が少し裂けて出血していた。

愚かな後藤。保健室に直行、担任に叱られ、Y美さん宅へ謝罪に行った記憶がある。


(ご免なさい…。
今となっては何にもならんが、Y美さん、ご免なさい。)


そう祈る後藤に対して、主は更に諭される。
娘の怪我に対して、Y美のご両親が後藤を咎めなかった、責めなかったこと…。


謝罪にお伺いしたとき、

Y美のお父さん、お母さんから強くなじられたとか、
お前俺の娘に何やっとんじゃぶっ殺す!
土下座してこの子に謝らんかい!

…的なことを言われた覚えは、ない。

お父さんが娘の肩を持ち、
娘を害するものに敢然と立ち向かい、
娘の敵をゴリ討ってやる。

…そんな対応をされた記憶が、ないのだ。


後藤の漠然から描き出されるのは、Y美の右耳上部にできた傷と血、
そして西日に強烈に照らされた質素な生活空間だけ。

今思えばその中を、

ご両親の無関心、
没反応だけが、
隙間風のように吹いていた…。

Y美は家庭でも、
愛と思いやりを知らない子どもだったのかもしれない。(*)

―――――

もしそうだとすると尚、悲しいのだ。

痛いのだ。

自分がY美に与えた傷が、主にあって痛むのだ。

後悔が蝕むのだ、後藤の聖人面した表層意識を。
あたかも「俺人生順調です」といったArroganceを、ぶっ壊すのだ。



時と空間を隔てたあの頃に戻れぬ以上。今できることは…。


主に祈ること。それしかない。


Y美さんの上、またそのご家族の上に、主の豊かな慈しみと御恵みが降り注ぎますように…。

彼女が幸せに暮らし、家族に恵まれており、

過去の泥濘、災厄を忘れ、
少女時代に受けた心の傷が癒されておりますように…。


神さま、どうかどうか。

彼女の魂を懇ろに招き、あなたの愛で満たして下さいませ。
この小さな者の祈りをどうか、お聞き下さいませ…。




(*もしくはご両親、その場で何を言うべきか、どう振舞うべきかが分からなかったのかもしれない。
大人にはそうした瞬間がある。
返すべき言葉を得ない、面目を潰されたと感じながら反撃する術が浮かばない、そんな時が。

…後藤が立ち去った後、Y美を温かく慰めてくれたのならせめて、救われるのだ。)



PS。そして、子どもの頃に親の愛を知らずにきた者の一人が、私の妻である。
Y美的影は私の人生の上には、しっかりと落とされている。

苦しみは多い。でも自分の分は主の御手の中。
悲しみは悲しんで肯う…。

ご利益祈願して逃れようとする気も更々ない。
神の采配を恨む心もない。

ただ信じて従うだけだ。
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