後藤 秀孝
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JAPAN
スリラン蚊の一念
2006-12-05 Tue 15:21
スリランカ南部のハンバントタ出張で頭が痛いのは、サルが屋根の上でうるさい、インターネットがモデム接続で遅い、食事があまり美味しくない、などということもありますが、堂々の一位は「スリラン蚊(ただの蚊です)」になるでしょう。彼女らはヒッチコックの「鳥」、また最近のRef.では「スターシップトルーパー」の昆虫エイリアン並に執拗な攻撃を仕掛けてくるのです。

サイズが大きいので、飛んでくると羽音が響きます。簡単に目視でき、殺すのもそれほど難しくないのですが、仕事に集中していると奇襲をくいます。あまりに針が太いのか、それとも痒み液(蚊の唾液、血液の凝固を防ぐ)が大量なのか知りませんが、刺された瞬間に「痒っ」「やられた」と気付きます。所かまわず刺してきて、この前はシャツの上からわき腹を刺されました。そして良く観察してみると、よほど血に飢えているのか、犬まで捕食する始末です。犬は噛み付きで反撃しますが、あまり効果がありません。

そんな凶暴な蚊に対し、せめて寝る時だけは穏やかな環境でと、蚊帳(かや)を吊って寝るわけです。戦前の日本のようです。目の細かい、ピンク色の乙女チックな蚊帳の恥辱に耐えながら、それでも安らかに寝れる…と思っていたのですが、蚊の執念は蚊帳の壁すら越えました。確かに小さな網の目のほつれや、1cmに満たない開口部はあるのですが、普通ならば完璧に「防蚊」できる代物です。しかし期待に反して、その晩は3匹の進入を許し、何度も起こされました。

つまり、こういう事でしょうか。蚊は、蚊帳の全体を隈なく飛び回ってタックルしながら、進入できる口を探す。目の前でスヤスヤ眠る「餌」に辿り着くまであきらめない(そんなに俺が旨そうに見えるのか…)。不可能に思われることでも、ギブアップせず、とにかく継続する…その執念には感心すらさせられます。

そんなことを思いつつ、本日ハンバントタからコロンボへ戻り、事務所でコンピュータをつけた途端に、「お帰り待ってました」とばかり2匹の蚊に刺されました。感心はしても、餌の立場から言わせるとやはり「俺ばかり喰わんでもいいじゃないか」という感じです。
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