後藤 秀孝
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JAPAN
【愛せぬ 好きです】
2013-03-31 Sun 23:37
赤羽駅東口の飲食街、夜。安くて旨い中華料理屋が何軒かある。
その内の一つに入った瞬間、後藤は顔をしかめた。

タバコの煙である。

「信じられん」という表情もあらわに、
まじまじと中年の喫煙者たちの顔を直視して、というか睨みつけて、席に着く。

マァ、日曜酔っている。程よく、というのではなく、
周辺の話が盛り上がるほどに、語る口調もどんどんボリュームアップしてくる。



後藤の隣の席では、60にさしかかろうというごま塩頭の中年男二人が、フィリピンの女性に鼻の舌を伸ばしている。

あちらのテーブルの喫煙中年席では、旅行番組で使い古されたようなイタリア・フランスの評価をのたまう奴がいる。声がでかい。聞こえよがしに。

そこここでジッポの擦火音と、カチンと蓋を閉める音が響く。

フィリピン女性は早々に席を立って去って行った。賢い。
その女性を巡り、残されたごま塩頭どもが「お前、人に女を紹介してもらっておいてアレはないだろう」「彼女が選ぶことだ、お前がそんなこと言う筋合いじゃねぇ」などと盛っている。


○○どもが……

喫煙者という自己中心そのものの存在。
知識をひけらかし尊大な態度をとる輩。
未だに異性の尻を追いかける爺いども。……


醜い。
愚かしい。
いい加減、気付けよ。
タバコ会社や性産業の喰い物にされやがって。
年はとっても成長しない奴らめ……。


そんな風に“奴ら”を蔑んでいた後藤に、Yet 主が示してくださったこと…。


『俺は愛しているよ』


傲慢で、文句ばかり呟いて、
白痴のような振る舞い、
未熟から抜け切れぬ年男ばかり…。

愛せねぇ!
愛せねぇよ……。
あんな自己中心の○○ども、タバコ好きなら○って○○ばいいじゃん!


「But You loved 'em...」


「家を建てる者たちの捨てた石。
それが礎の石になった。
これは主のなさったことだ。
私たちの目には不思議なことである。」(詩篇118:22)

そして他者を蔑む後藤に、
「あなたはいったい誰なので、他人のしもべを裁くのですか。」(ローマ14:4)
と語られました。




主よ、あなたは愛されました。
人間である後藤には、到底辿り着けぬその愛で、
どんな魂をも愛されました……。


スゲェな、神さま。
どんな人間の性質も悪習慣さえも、丸々包んで『わたしはあなたを愛している』と言われる主。

好きです。

人間は嫌いですが、
神さま、あなたの愛する人間は、ちょっと素敵に見えます。
ちょっと悲しく見えます。すると、ちょっと同情できるのです。

それでも人間は嫌いですが、
主よ、あなたのことが
ますます好きです。



「あなたはいったい誰なので、他人のしもべを裁くのですか。」
しもべが立つのも倒れるのも、その主人の心次第です。
このしもべは立つのです。
なぜなら、主には、彼を立たせることができるからです。」(ローマ14:4)
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