後藤 秀孝
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JAPAN
【天が 開くとき】
2013-02-04 Mon 23:54
死を間近に控えたご高齢者たちにとって、私がかける

「朝ですよ」
「今日もいい天気です」
「お食事おいしいですよ、しっかり食べてね」

といった声がけは、一体どんな意味を持つのだろう。



「ああ、また痛みの時間が始まるのか…」
「一日ベッドで寝ている身には、関係のないこと」
「いっそ食わずに死んでしまいたい…」

「死んだ方がましだ…」

正直に、そんなコメントを返される人もいた。

そこまで落ち込んでいなくとも、また言葉に出さずとも…。
多かれ少なかれ、ベッドで寝たきりや、認知症などで行動を制限され、居室内から自由に出ることができないご高齢者たちは、絶望している。

確かに、家族が訪ねてくれる方もいる。そうやって訪問を楽しみにしている方がいるのに対して、遺産相続や生前分与の件などで、人間不信に陥るご高齢者もおられる。「マンション買ってやったのに一度も会いに来ない」などと恨み節を述べる方もいる…。


やはり、どっちにしろ「これから」の希望がないのだ。
「これから」待っているのは死だけ、なのだから…。


そんな彼らをどう慰めるか。言葉に詰まったとき、私は主なる神に哀願する。

「何をどう語れば、彼らに希望を与えられるのか」と。



【そこで与えられたビジョン】
本日亡くなった方(仮称 Kさん)を偲んで涙落ちたとき、神さまが見せてくれたビジョンはこうだった。

Kさんの額に、天から光が射し出でる。その光がだんだんその範囲を広げて、ついにはKさんの全身を包むようになる。

その光のはしごの上の方から、なにやら降臨するものがある。光が明るすぎて直視できないが、天使のようなものだろうな、と直感する。そしてそれらの天使は、その温かい光の中で微笑んでいるに違いない。彼らが接近し、ついにKさんの手を取る。するとKさんの肉体から、Kさんの霊が離れて、光に飲まれて上昇していく…。

『見よ、神の幕屋が人と共にあり、
神が人と共に住み、
人は神の民となり、

神自ら人と共にいまして、
人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。

もはや、死もなく、
悲しみも、叫びも、
痛みもない。

先のものが、すでに過ぎ去ったからである。』(ヨハネの黙示録21:3~4)

聖書にそう書かれている。
Kさんはそんな光の世界へと旅立ったのだ。

健康を害されて、何年も病院のベッドで闘病生活を続けてこられたKさん。
今は恵み深い主の御手の中で、何の恐れも痛みも悲しみもなく、安らいでおられる。


そんな幻を、主は私の涙の奥に映し出してくださった。



追記:

グラディエイターという映画がある。ラッセル・クロウ主演。

その中の台詞で、これまた安らぐ死への視点が述べられていたので紹介する。


「戦友たち!

今から3週間後、私は自分の畑で今年の作物を収穫しているだろう。
考えてみろ、お前がどこにいるのかを。そして、それは実現するから。


隊列を乱すな。私に続いてひたすら走れ。


だが、もしお前が、たった一騎で緑の草原を走り抜けていて、

温かい日の光がその顔を照らすようなら、もう何も心配するな;

もうお前は死んでいて、天国にいるからだ!


兄弟たち!我らが人生で成し遂げること、

それは永遠のなかに刻み込まれるだろう。」


「Fratres!

Three weeks from now I will be harvesting my crops.
Imagine where you will be, and it will be so.

Hold the line. Stay with me.

If you find yourself alone, riding in green fields with the sun on your face, do not be troubled; for you are in Elysium, and you're already dead!

Brothers, what we do in life, echoes in eternity.」
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